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BMW用語説明

(作成:1996年11月3日 改訂:1997年3月15日)

辞書イメージ BMW専門用語をまとめていきます。

最初は基本的なものだけですが、徐々に増やしていきたいと考えています。

これはという用語があればお知らせ下さい。



BMW用語説明

用語 解説
BMW AG いわずと知れたBayerische Motoren Werke社のことですね。 バイエルン地方のエンジン製造会社と訳すのでしょうか。 バイエルン地方へは足を向けて眠らないように。
VANOS VAriable NOckenwellen Steuerungのこと。 最近のスモールシックスエンジンに搭載される可変吸気システムのことです。 僕は「ばのす」と呼んでますが本当かな。
ダブルVANOS 最新M3のVANOSはダブルです。 高回転時のパワーと低中速域の太いトルクを両立するシステムです。
F.I.R.S.T. Fully Integrated Road Safety Technologyのこと。 訳せば「路上での総合安全技術」となります。 この考えがBMW車にすべてに貫かれているのは本当に素晴らしいことです。
FIZ BMW研究開発センターのこと。 ここと、BMW テクニック社と、BMW M社はおたく要チェック部門になりますね。
Freude am Fahren ドイツ語で「ドライビングの歓び」の意。 BMWでは「個人の愉しみと社会の要求を共に満たす車」と訳すようです。
DISA DIfferenzierte SAuganlageの略で共鳴過給吸気システムのこと。 318iセダンに搭載されるエンジンの吸気システム。
EML 電子制御エンジン出力コントロールのこと。 ワイヤー連結のアクセルではなく、センサー測定のアクセル。 DSCの実現に不可欠。
DME デジタル・モーター・エレクトロニクスのこと。 これって、エンジン制御システムの最先端だと思います。
ASC+T オートマチック・スタビリティ・コントロール+トラクション・コントロール。 BMWって伝統を大事にしつつも、ハイテク取り入れまくりなんですよね。 加速時の安定性を確保するのにかかせないシステム。
DSC ダイナミック・スタビリティ・コントロール。 7シリーズ(E38)に搭載されるシステムで、 ABSとASC+Tの機能に加え横方向のスリップ・スピンにも 対応できる安全システム。エンジンスロットルセンサーと、 ステアリングの舵角センサーの情報をフィードバックし、 コーナリング中のブレーキをコントロールするというものです。 メルセデスでいうところのESP、トヨタでいうところのVSCですね。
MSR エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール。 ASC+Tの補助システム。 エンジンブレーキによる駆動輪ロック状態を制御することができます。
AGS 適応型トランスミッション・コントロール。 ドライバーの運転スタイルをフィードバックして変速プログラムを 自動選択していくというシステム。 オートモードと、スポーツモードのプログラムを指定できる。
EDC3 エレクトロニック・ダンパー・コントロール。 サスペンションの自動制御システム。 道路状況に応じてショックアブソーバーの減衰力を自動選択していくというもの。 スポーツモード(ミディアム・ハード)と、 コンフォートモード(ソフト・ミディアム・ハード)のプログラムを指定できる。 トヨタでいうTEMSですね。
SI サービス・インターバル・インジケータのこと。 メンテナンス時期をメーターパネル内に表示してくれるシステム。 これが減ってくると非常に気になるもんです。
MID マルチ・インフォメーション・ディスプレイのこと。 時刻・オンボードコンピューター・アクティブチェックコントロール等の表示を行うもの。 かっこいいので好きー。
DIS コンピューターを使った専用のテスター。正規ディーラーの整備工場にあります。 なんだか、こういうテスターまでかっこよく感じるのは僕がおたっきーだからでしょうか。
MoDiC これも診断システムです。 こういう機械でいろいろと診断できるのって、かっこいいですよね。
Service 
Free Way
サービスフリーウェイ。BMWならではの画期的なメンテナンスサービスです。 これに購入時入っておけば、トラブルの時絶対安心です! 加入後3年間の一般修理・法定点検・整備費用が無料になります! ただし、車検整備・ウインドー・ヘッドライト・タイヤ・ホイール等は適用除外。
APPROVED CAR BMW認定中古車のこと。正規ディーラーの中古車です。 特徴は、80項目の点検・基本14項目新品部品で、1年間走行距離無制限保証ってことです。 我が家の愛車もこのアプルーブドカーです。
Individual BMW M GmbHの行っているスペシャルオーダーシステム。 BMWのオリジナルの外観・内装等を個性的にドレスアップすることができます。
Art Car 有名な芸術家がペイントしたBMW。 アートカーの写真が見たい人は、当ページの「BMWリンク/メーカー系/BMWコンパス」 へ!
Neue Klasse ノイエクラッセ=ニュークラス、新しいクラスの意味。 BMW社内で1962年、BMW1500から始まったクラスを指してこう呼ぶ。
R32 BMW初の二輪車。フラットツイン、シャフトドライブという 今の設計と変わらないのが、なんともBMWらしい。 (誰ですか、日産スカイラインでは?なんていってるのは。)
DIXI BMW初の四輪車。DIXI3/15HPのこと。オースチンセブンの ライセンス生産会社ごと買い取って作られました。
キドニーグリル キドニーとは腎臓の意味。 1933年のBMW初のオリジナルモデル303から始まるフロントグリルの意匠。 うーん、歴史を感じますね。
シルキーシックス BMW製の直列6気筒エンジンが他社のエンジンに比べて遙かになめらかな フィーリングを持つことをたたえた表現。 1933年のBMW303に搭載されている6気筒エンジンがすでに傑作ユニットと 呼ばれているほど、伝統的に直列6気筒エンジンが優れているとされる。 ビッグシックス、スモールシックスという表現もこのシルキーシックスのことですね。 (詳しくは、当ページの「BMWコラム/エンジン」参照)
ISETTA BMWがイタリア・イソ社とのライセンス契約に基づき 1955年から生産を始めたキャビンスクーター(バブルカー)の名称。 イセッタ250,300,600から、700シリーズへ発展していく。 このあたりの歴史はまた別の機会に・・・。 とにかく、BMW史上、もっともかわいいモデルだと思います。
ダス・ロレンデ・アイ 「転がる卵」つまり、ISETTAのことですね。ISETTAのイメージが よく表現された一言ですね。
オースティン・
セブン
もともと英国の車ですが、この車のライセンス生産からBMWの4輪の歴史が はじまりました。非常にシンプルな車です。
ディクシー・
アウトモービル・
ヴェルケ
1928年10月1日、BMWの傘下に入ったオースティン・セブンを ライセンス生産していた会社。ここの吸収からBMWへつながっていったわけです。 DIXI 3/15の車名は、ここからきています。
DA ドイチェ・アウフュールンク。 これはDIXI 3/15シリーズの名称についていた開発番号です。
AM アウトモービル・ミュンヘン。 これはDIXI 3/20シリーズの名称についていた開発番号。 ここから、やっとミュンヘン製の自動車だ!といえるのかもしれませんね。
バロック・エンジェル 501〜502の流れのボディスタイルを表してこう呼びます。 このシリーズの車体の曲線美は今みてもなお優雅そのものです。
ベルト・キャッチ・
テンショナー
BMWのシートベルトは、衝突時にベルトキャッチ部分を引き締める ようにできてます。ドイツ車では当たり前の装備ですが、国産車は・・・。
クラッシュセンサー付き
セントラル・ロッキング・
システム
衝突時、ロアロックが解除されるというシステム。 しかもその際にはルームランプも点灯します。 それに引き替え国内仕様の国産車は、車速でドアがロックされるだけ・・・。 万が一の時に、助けてもらいたくないのでしょうか・・・。


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