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第29話 「サスペンションの交換その1」

(作成:1997年9月2日 改訂:1997年9月3日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 325i)
(Special thanks : Cool Running)

念願のサスペンションキットを交換計画を実行しました。

目的は、みなさんに「なにこれ?ラリー車?」 というつっこみをうけないように車高ダウン(かっこだけ)、 そして同時に18インチのタイヤ・ホイールにまけない足周りを めざす、という2点です。

もともとノーマルショックがへたっていたということも自分で乗ってる限り わからなかったし、車体をゆすってもへたった感じがしなかったので、
妻にいわせれば
「無駄〜!乗り心地悪くして、車高落として前すりやすくして馬鹿?」
って感じです。
ま、それはおいといて、

交換に際してどこの製品にするか、いろいろと悩んだのですが、
僕の選んだ基準は、

(1)チューナーズブランドでないこと。
チューナーズブランドは好きだけど、自分の車はMテク+BBSという 方向でいじってきているので、足周りだけチューナーズを選ぶのは やめようと思ったのでした。好みの話です。
チューナーズブランド選ぶなら、エアロもホイールも統一したくなる じゃないですか。それはいまさら無理だし。

(2)値段がリーズナブルであること。
実は一番重要なのですが、もともとショックは消耗品と考えてますので、 あんまり高いものをいれてしまうと今後も困ってしまいます。
(この制約がなければアイディングシャシーセットを選んでたと思います。)

(3)BOHPであまり使われてないこと。
みんなと同じショックだとメンテネタとしておもしろくないのでは、 と考え、人気の高いオーリンズ+アイバッハ等はやめようと思いました。
試乗してよいのはわかってるんだけど・・・。

(4)コイルスプリングとショックアブソーバーが「セット」であること。
バネとショックの相性というものがあると思うので、サスキットで 流通しているものにしようとなんとなく思ってました。
それと、車高調整式も考えましたが、某M師匠にやめたほうがいいという コメントをいただきましたので、やめました。コストもつらいし。

(5)適度な車高ダウン。
あんまり落ちすぎても普通の街乗りで困るので。

(6)適度な乗り心地。
妻も運転しますし、子供もいますので、ガチガチだと、ちょっと・・・。 ある程度は我慢できるけど。

こんな基準で選ぶと、結局、BTSキットか、SACHS SPORTING SETが 候補になりました。
で、最初はビルシュタインが無難かなと思って注文しようと思ったのですが、 在庫がなくって、(どこかのなんとかという車のおかげでビルシュタインのパーツが不足ぎみ?) SACHS SPORTING SETを選びました。
(それになぜかうちの車はもともとフロントショックがビルシュタインだったから 他のショックにしたかったってのもあります。)

SACHS SPORTING SETは、赤いショックと黒いバネの組み合わせで なかなか派手でかっこよいキットで、定価でも12万7千円と、リーズナブル。
聞くところによると、BTSより乗り心地がよいということなので、 これしかない?と思い注文しました。

sus   sus


で、取り付け作業の話。

今回の作業は川崎にあるBMW専門中古車販売店、Cool Runningで行いました。
いろいろとお手伝いをして勉強しようと思ったのですが、 ちょっと難しくて、見てるだけ〜状態になってしまいました。
すいません>Cool Runningさま

sus   sus

フロント、リヤ順番に手際よい作業で、見ていて大変関心しました。
非常にリーズナブルな工賃などの詳細について興味がある方は 社長にメールで問い合わせてみるといいと思います。
(ショップ情報コーナー参照下さい。)

ノーマルバネとSACHSのバネってこんなに長さが違っていました。
もちろん、ショックもショートストロークになっていました。
こんなのつけたら、めちゃめちゃ乗り心地が悪化しそうだなぁ・・・。
(下の写真で、長いバネがノーマルです。)

sus   sus

てな感じで、取り付けはあっけなく?終わって、次号に続く・・・。

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