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第23話 「ミニピナ/MINIPINA?〜その2」
(作成:2006年3月9日 改訂:2006年3月10日)
(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 M3 & MINI)
じゃーん、到着したアルピナデコセット。
箱からして高級!さすがアルピナっ!
中身は、、、なんかいろいろ入ってます。
デコラインはいくつものパートに分かれています。
素人が見ると何がなんだかさっぱりです。
取り扱い説明書が入ってました。
図を見てもわかるとおりE32,E36,E30などすべて共通なんですね。
表にはパート毎の長さの指示が記載されています。
これ以外のモデルでも最近のBMWアルピナはこのデコセットで長さをうまく調整して貼りこむようになっているようです。
ただ、今回の我が家のBMWミニ用のカットについては当然、記載がありません。
アルピナらしい貼り方をミニで独自に展開しないといけないわけです。
今回、アルピナデコをミニに貼るのにあたり、事前に「こういうイメージでいきたい」という思いを伝える
資料を作って、スタディさんにお渡ししておきました。
その資料を見ていろいろ考えるメカ様。
スタディさんでもミニにアルピナデコラインは初体験とのこと。
わがまま言ってほんとにすいません・・・。
で、作業開始!
まずはデコラインを貼る部分を脱脂すべくクリーニング。
続いてデコラインをきれいに貼るために外周をテープで囲っているようです。
リヤまでこんな感じです。
定規使って左右、前後の高さを地道に測っての作業です。
細かい作業の連続で驚きです。
外周を囲ったテープをガイドにして、デコラインを少しずつ貼りこみ開始!
作業はふたりがかりで慎重に行われています。
サイドのウィンカー部分ははずして、ラインがきれいに処理できるようにしています。
フロント周りもボディの分かれ目が複雑で手間取りそうです。
ラインの切れ目もきれいにカッターで処理されます。
ほんと細かい!
ここが最大の難所、リヤのコーナー部分です。
ドライヤーで暖めながら曲面をきれいに貼りこんでいきます。
まさに職人芸、匠の仕事、です。
さらにリヤもエンブレムやリヤカメラをうまく避けながら貼る!
書いちゃうと1行ですけど、とてつもない作業です。
ラインが3本に分かれているんですが、その下地の紙をエンブレムに合わせて
切り込むなどの作業を目の当たりにしてびっくりです。
作業は朝11時からスタートし、終わったのが大体19時ぐらい。
休み時間とかを抜いても7時間ぐらいはかかっているでしょうか。
本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。>スタディのメカニックの皆様
さて、気になる?こちらのお値段は、デコライン+工賃で76,230円。
たかがステッカーだけでこの値段と思うと高いと感じる人もいそうですが、
1~2名のメカさんが1日取り組んでやっと仕上がるこの作品。
作業を1日見ていて決して高くない、っていうか、安っ!と思いました。
さて、次回、完成したデコラインをお披露目!
お楽しみに〜!
続く。
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