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第24話 「ドライブレコーダーの取り付け」

(作成:2013年5月9日 改訂:2013年6月3日)

(TEXT & PHOTO : どノーマル / F31 320dツーリング)

今回もドライブレコーダーを付けましたので、その報告です。
6年前の2代目E46から付けています。付けているだけで、安心感と緊張感があります。
幸い、6年間でお世話になったことはありませんでした。


 F31-320d


■ドライブレコーダー(ドラレコ)

  ドライブレコーダーは、衝撃があったときに前方の映像を記録してくれる物です。
  事故の原因分析に役立つ優れ物です。
  前車のE46から付けていますが、さすがに6年前の機種を移設する気にはなれなかったので、新品を購入しました。

  最近は、海外メーカーから安い機種が多く出ています。
  私は、価格.comやレビューを参考にして、ユピテルの「DRY−R5」にしました。
  この機種は、2009年発売の物でHD画質ではありません。(30万画素です)
   (できれば、折角なのでHD画質の物が欲しかったのですが)
  選んだ理由は、GPS機能によるお知らせ機能が付いているからです。
  ユピテルといえば、レーダー探知機で有名な会社です。
  後継機種の発売を待っていましたが、2012年12月にはまだ出ていなかった為に、この機種の購入となりました。

  電源は、シガーソケットから取っています。
  E46では、シガーソケットの電気は、常時通電でした。(だったと思います)
  F31では、シガーソケットの電気は、パワーOFF後15分程度で切れるようです。
  それなので、シガーソケットに挿しっ放しでも、バッテリー低下の不安が減りました。
  車に乗り込むと、電源が入りますので、確かにシガーソケットの電源は切れていると思います。

  パソコンでの表示は、専用ソフトが必要ですが、SDメモリに内臓しています。(ダウンロードも可)
  パソコンで確認しましたが、
    ・昼間の映像は、まあ見れる程度です(30万画素ですので)
      ナンバーの確認までは難しいです
    ・夜間の映像は、厳しいですね
      ライトが当たってる場所は写りますが、暗い部分は写りません
      信号機は判別できそうです
    ・GPS内臓なので、地図に位置が表示されるのは便利です
    ・X,Y,Z方向のGが表示されます
      衝撃の度合いがわかるようですが、試しに撮った画像では良くわかりませんでした
  最近の機種は、パソコンでそのまま再生できる方式で記録されているのが主流のようです。


 F31-320d


  蛇足ですが、選んだ理由です。

  ・お知らせ機能(GPS機能)が付いている
    お知らせ機能(オー○スの場所のお知らせ等)の詳細は、メーカーのHPで調べて下さい
    そんなに頻繁に遠出しないが、知らないより知っていた方が便利だと思ったからです
    どうせ買うのならと、この機能が欲しくて選びました
    (最新機種で、最新情報が欲しかったです)

  ・本体が小さい
    本体に液晶モニターがないので、本体のサイズが小さい事です
    (逆に、本体では映像の確認はできません)
    取り付けてもあまり気になりません
    ルームミラーの運転席側前方に取り付けて貰いましたが、気になりません
    (それより老眼で表示ディスプレイの文字が見にくいのが辛いです)
    ガラスへの取り付けは両面テープです
    (吸盤方式より小型です)

  ・衝撃があった時のみ映像が記録される
    従来の考え方の、衝撃があった15秒前からと5秒後までの映像が記録される方式です
    最近の機種は、メモリが安くなったからかHD画質で連続撮影方式が主流です

  ・ユピテル社だから
    どうせ買うならと、評判の良くない安物より、国産メーカーを選びました
    (中身がどこで作れらているかは判りませんが)
    でも、値段はネット通販で16000円程度でした
    (6年前に買った時は、45000円程度したと思います)
    今のところラジオ、GPS、ETCにノイズ等もありません

  他社を選ばなかった理由です

  ・安くてHD画質の海外メーカーの物は沢山あるが、評判が良くない
    ラジオにノイズが乗るらしい
    連続撮影で、SDメモリに記録されない時がある機種もあるらしい
    会社の社長が安物を付けていたが、ダメだと言っていた(何がダメか詳しく知りませんが・・・)

  ・本体サイズが大きい物が多い
    液晶モニター付きで本体サイズが大きい
    モニターが付いているので、車で映像の確認ができるのは便利です
    ガラスへの取り付けが吸盤方式だと、ステー部分も大きく場所を取ります

  ・ユピテルでも最新のHD画質があるが、GPS機能がない
    後継機種を早く出して欲しかった
    2013年2月に新機種(DRY−FH51)が発売されたようです。
    (HD画質になり、連続撮影記録方式になったようですが、
      GPS機能があってもお知らせ機能の表記はありませんでした)
    GPSのお知らせ機能はある程度便利だと思うのですが、新型には無いようです
    レーダー探知機が売れなくなるからでしょうか?
    次は是非、お知らせ機能付きにして欲しいものです

  ・他の国産メーカー
    値段が2万円以上する機種が多かったです
    さすがに、高い値段は出せませんでした(安い海外製品を知ってしまうと)
    ただ、国産メーカーの機種は少ないです
    安い海外メーカーに負けて、新機種を出していない印象を受けました
    (ドラレコ分野からの撤退のメーカーもあるような気がしました)
    これからも、ドラレコの必要性は増えてくると思いますので、国産メーカーもがんばって欲しいと思います。

■ドラレコについて
    私は、ドラレコ賛成派です。
    車は快適な道具ですが、事故は一瞬で起こってしまいます。
    そんな一瞬を記録してくれるのがドラレコです。
    また、運転していても、カメラに見られていると思うことにより、自制心が生まれるようです。
    私もそうですが、カメラに見られていると思うと、より安全運転をするようになりました。
    事実、タクシー会社でドラレコを付けてからは、事故件数が減っていると聞いています。
    皆さんも是非ドラレコを付けて、安全運転を心がけて下さい。


(私のグチ)
    私は、ドラレコは車メーカーが標準でつけて貰いたいとと思っています。
    スバルのアイサイトは、カメラで判断しているのですから、そのまま記録すればドラレコにもなると思うのです。
    プライバシーの問題とかで、ダメだと言うと思いますが、衝撃の前後だけの記録なら問題ないと思うのですが・・・
    とは言っても、必ずプライバシーを問題にする人がいる事は承知しています。
    でも、プライバシーより事故で与える社会的影響の方が大きいと私は思うのです。
    警察やメーカーも「交通安全!」と念仏を唱えるよりは、現代の武器(ドラレコ、衝突被害軽減ブレーキ等)の普及や、
    義務付けを進めたほうがいいと思うのですが。

(私のグチ2)
    さらに余談ですが、一時停止や生活道路への車の流入対策として、盛土(小さな山)をする方法がありますが、
    この普及も進んでいません。
    イギリスでは「スリーピングポリスマン」と呼ばれて、一時停止や生活道路への導入が進んでいるようです。
    スピードを出していると、車に衝撃があり、スピードを出さなくなるとの事です。
    しかし、この方法は、設置費用や、騒音と車へのダメージを問題にして進んでいないようです。
    設置費用については、日本はアスファルトで小山を作っているようですが、
    イギリスのように、工場で作った枕木を設置する方法にした方が、はるかに安く上がると思います。
    騒音は、乗り越える時に「ガシャ」と出る音が問題になるようです。
    車へのダメージは、低速なら問題ないと思います。高速で乗り越えるからダメージが出ると思います。
    (こんな事で車が壊れるなら、未舗装路は走れないと思いますが)
    通学路に小型の物が設置されれば、スピード対策と居眠り運転の防止にもなると思うのですが。
    (現在の路面へのザラザラの舗装程度では効果は少ないので、より厚みのある物を希望します)
    標識より、より実効的な対策を進めて欲しいと思います。


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