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第39話 「ローター加工・パット考査」

(作成:2014年6月14日 改訂:2014年6月30日)

(TEXT & PHOTO : 秀丸 / F30 320i)

キャリパーセットを手に入れましたが取り付けまでにはもう少し時間(時間より諭吉)が必要です(笑)
手軽なところから、まず始めに知り合いの工場にキャリパーセットを持って行きローターの研磨及びスリット加工をしました。
時間が有る時に知り合いの工場に行き作業員に用件を伝え、時間が有るときにと言いながら当日に作業してもらいました(従業員くん有り難う)
ローター自体の減りは殆ど無くスリットだけでも良かったのですが、パットを交換する予定なので研磨します。

 F30-320i

研磨及び清掃をすると見違えるくらい綺麗になりました。
研磨の後スリット加工です。専用の加工機でスリットを入れます。

 F30-320i

6本スリットです。裏表6本、前後4枚加工します。
M PERFORMANCEのスリットは左右の違いが無いのですが(左右で向きが逆になる)、今回の加工は左右専用です。
加工後はしばらく油に漬けて取り付けるまで工場に放置です(笑)
今回の加工賃(0円)です。持つべき物は友人です。
私には一番手軽な作業です。 持って行き“お願いします”と頼むだけ!(笑)

MSP-OPの良いところは、フロントローターがDIXCEL(ディクセル)から販売されていることです。
純正の半額程度で購入可能です。

 F30-320i

ブレーキシステムを交換するなら折角なのでブレーキパットとブレーキラインも同時に交換したいと思います。
後から交換すると結構面倒なので。
純正パットが殆ど新品の状態なので交換せずに取り付けても良かったのですが純正の場合ダストの量がハンパないので交換したいです。
(洗車が楽になる)
ブレーキラインに関しては気分です。

 F30-320i

パットを交換予定で殆ど減っていないローターを研磨しました。
純正パットを使用するならローターは研磨せずにスリット加工だけで問題なかったと思いますが、
低ダストパットと中古ローターの場合パットが馴染むまで時間が掛かりパットの減り方にムラが出る事も考えられます。
純正パットと純正ローターの組み合わせの場合、パットも減りますが同時にローターも減ってくるので余り問題が出ないと思います。
通常パット2回でローター1回交換。

パットを何にするか考えます。
今回のパットの要求は当然ブレーキの効き(純正程度)、耐久性(ローターへの攻撃性が少ない)、ダストが少ないこと、鳴きが無いことです。
当然パットの材質は、メタルで無くノンアスを選びます。

選択の候補は以下です。(ストリート用)

 F30-320i

知り合いの店がパットを出してくれれば良いのですが、現在生産予定がないらしく、
そうすると使用した事があるディクセルが第一候補ですが一番高いですね(笑)
ステンメッシュホースはもっと選択肢がなくGruppeMしか無いようです(多分!)
あと必要な物は、ブレーキフルードですね。フルードはDOT 5.1を使用する予定
直ぐに全てを揃えないので少しずつ考えます。大物を買ったので先立つものが・・・!

おまけ
 パットサイズ比較 (MSP-OPは目測)

 F30-320i

F30 MSP-OPのブレンボですが、パットの横幅だけ見るとそれほど大きく有りません。
代表的キャリパーと比べても小さいクラスです。多分ピストン径も大きくないでしょう。


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