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第33話 「車検と4年目の衣替え」
(作成:2000年2月3日 改訂:2000年6月7日)
(TEXT & PHOTO : さし / Z3)
私のZ3も納車早3年を迎え、車検の時期がやって来ました。
数々のモディファイの結果、車検の行方が注目されましたがStudie殿のご協力で無事車検突破!
サービスフリーウェイにより車検にかかった金額は次のとおりミニマムなものとなりました。
BMW定期点検;総合検査料/車検代行料 20,900
自賠責保険 24ヶ月 27,600
重量税/予備検査/印紙代 38,900
計 87,400
同時にエアコンパネルイルビバルブ交換やドライブシャフトのシール交換も行われたのですが、
さすがSFW!
これらはSFW対象となり、安価に済ますことができました。
それといっては何ですが、さし号に4年目の化粧直しを施してあげることにしました。
- 1.フロントバンパー交換
BMWおたっきーずの売買コーナーでとある記事を見つけました。
「Z3 2.0の傷有りフロントバンパー売りたし!」
色はチタンシルバー、私のアークティックシルバーとは違いますが同じシルバー系。
これはちょっとした修復で取り付けられるのではないかと思い、さっそく売主である方と
連絡をとり、うまくGET!
傷もさしたるものではなく、十分に自力修復可能!
ところがStudie BOB社長他識者の方々に相談したところ、チタンとアークティック
ではぜんぜん色が違う、との見解をいただきました。
困った。。。。。。。。
そこでいつもお世話になってます(有)深澤自動車に塗装をお願いすることにし、
さっそく宅急便で発送。
そして取り付けの日を迎えました。
当然のことながら塗装は完璧!
取り付けに際しては、用意したほかに必要になる部品があるのではないかと心配もしましたが、
フレームや固定ピンなどもすべて流用可能でばっちりでした。
1.9のものよりかなり低く見える2.0バンパーですが比べてみるとたいして差はなく、
デザインというものの不思議さを感じました。
出来栄えはGOOD!
納車3年も経つのに新車になった気分でした。
- 2.Aピラーメッキモール取り付け
車検代自体はミニマムだったものの、同時にひびの入ったフロントガラス交換&タイヤ交換
を行ったために出て行った金額は大きかった(哀)
そこまでお金をかけて、まったく外観が変わらないのも癪だ。
そこで比較的安くできるモディファイを行いました。
アメリカのZ3 2.3広報写真に写っていたAピラーメッキモールです。
アニバーサリーのAピラーは黒いフィルムで覆われているのですが、その後のZ3はボディ同色
となり、これがアニバ外観上の唯一のアイデンティティーとなっています。
これを換えてしまってはアニバとして残ってるものはウッドパネルだけになってしまうなあ・・・・
ちなみにアニバーサリー発売時のうたい文句であるノーマルとの差異は、
16インチアルミホイール →17インチBBSRKに変更。
Mテクサス →ACSサスキットに変更
エンジの皮内装 →Mロードスター用スポーツシートに変更
Hi−Fiオーディオ →カロッツェリア1DIN&ナカミチスピーカーに変更。
サブウーハーのみ稼動(笑)
アニバーサリーのプレート →剥がれ落ちた・・・・・・
アホすぎる(^s^;
交換作業はStudieで、フィルム剥がしには中橋BO会長にも手伝ってもらいました(^s^ゞ
交換後の印象ですが、なんとクルマの雰囲気が一変しました!
もともとメッキグリルなどのメッキパーツが多かったせいもあって、その印象はまさに
「銀さし号」(笑)
趣味悪いといわれてもしょうがない状態になっていました。
でも実は気に入ってます(^s^;
- 3.タイヤ交換
タイヤの溝がない!これでは車検に通るはずもなく文句無しで交換なのですが、さてどうする?
コストパフォーマンスのため安いタイヤにするか、それとも更なる性能向上追求のため
ハイグリップタイヤを選ぶか?
ちょうどzuku−ml上でブリジストンRE711に変えた友人の絶賛ぶりが目に入り、
お金もないのにRE711という選択を行ってしまいました。
BOB氏いわく、こういうタイヤとしては比較的持ちがいい、そうです・・・・・・・
交換時、はずしたタイヤを見てビックリ!
リヤタイヤ内側が溝がないどころか、コードが出ている!
あと一歩で走行中バースト!なんて危険があったのです。
Z3のリヤサスはセミトレ形式のため、車高を落とすとその分ハの字になってしまいます。
それでタイヤの内側だけが磨耗し、こんな状況になっていたのです。
これではあれほどワンダリングが大きかったのもうなずける・・・・・・・
外見からはほとんど気づかないので、気をつけましょう>足回り交換をされている方々
で、交換後の印象なのですが、すばらしいの一語に尽きます。
ワンダリングが解消されたのを始めとして、ハンドルを切ったときのクルマの挙動がまったく
違います。
フロントがスイッと内側に入っていくのです。
結構ムチャなコーナーリングをしてもタイヤはほとんど鳴きません。
コーナーリングスピードが劇的にアップしました。
デメリットとしては、
@タイヤの剛性が高いため乗り心地が悪くなった。
Aちょっとだけロードノイズが悪くなった。
これはその劇的な性能向上に対して些細なことに過ぎません。
とにかく大満足のタイヤ交換となりました。
以上3点のモディファイでさし号はまた進化しました。
かかった総額は・・・・・・・頭が痛くなるので考えないようにしよう(^s^;
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