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第51話 「ステアシフトと私@」
(作成:2007年4月24日 改訂:2008年7月15日)
(TEXT & PHOTO : 江工作 / Z3)
注意! 欠陥報告がありましたので、必ず
このページもあわせてご覧ください。
Z3にステアシフト装着が不可能だなんて思っていませんか?
皆様もご存知の通り,ステップトロニック仕様車に純正パドル付きステアリングを移植,
あるいはオリジナルでスイッチを装着し,F1マシンさながらのドライビングを楽しんでおられるBMWユーザーは少なくありません.
そこで,自分のZ3にもぜひステアシフトを!と来たわけでありまして,行動を開始したのが始まりでした.
スタディさんをはじめ,複数のショップに当たって装着を試みるも…結果は装着不可,との回答でした.
この段階で,Z3へパドル付きステア装着に関しての問題点が明らかになりました.
通常,E46等にパドル付きステアを使う場合,当然のことながら車体側からステアリングへ配線する必要があります.
しかし,ステアリングは回転しますので,配線がねじれたりしないようコンタクトリングを介しています.
ここに,シフトアップ/ダウンに必要な分の空き回路があれば,そこにつないでやるだけで完了です.
しかし,Z3に付いているコンタクトリングは回路が全てふさがっています.
E36用など,余分な回路を持つコンタクトリングもあるにはあるのですが,構造等の違いにより装着できないようです.
また,対策品なども出回っていないとのことです.
…Z3ステアシフト化を目指す者の多くは,この時点で断念してしまいます.
これ以上先へ進むためには,ホーンかエアバッグを犠牲にしなければなりませんし,両方を満足しようとしても適合部品はないので,
大掛かりな改造を余儀なくされるのが目に見えているからです.
しかし,しかしです!
それでもあきらめきれない私は,Z3のコンタクトリングをうらめしやとばかりに眺めていたその時,あるアイデアがひらめいたのです.
それは,数千円程度の費用で,ほぼDIYのみによって純正の内装を崩すことなく,ステアリングもそのまま使用でき,
もちろんホーンもエアバッグもそのまま活かし,ステアリングから手を離すことなくシフトチェンジを行えるようにする方法.
・・・つづく
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