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第5話 「M-Sportこう考えれば納得」

(作成:1997年8月1日 改訂:1997年8月19日)

(TEXT : たく / E36-318ti)
318tiは1995年日本上陸後,何回かバージョンアップが行われてきました.
他の車種でも多かれ少なかれあることですが,新しいモデルは,以前のよりも装備が魅力的で 価格は据え置き,あるいは値下げであったりするものですから,以前のオーナーは内心穏やかで はありません.
何か解決方法を見出さなくてはなりません.

私は95年春に318ti compact plusを購入しました.
フォグランプ,アルミホイール,サンルーフなどが最初から装備された 「お買い得パッケージ」というふれこみのものです.
今となっては,標準仕様であってもおかしくない装備ですが,当時は「豪華装備」だったのです.
ところが,その後新しいモデルがぞくぞく登場しました.

95年限定オープンエアモデル:
「同色バンパーがきれい.でも限定だから,すべての人が買えるわけではないし, 逆に,compactという車種を盛り上げてくれるのだから大歓迎.」と考えました.

96年排気量アップ:
「見た目はまったく同じだし,排気量100ccアップの効果は素人にはほとんどわからない だろうし,価格設定もそれ以前のオーナーに気を遣ってほんの少し上乗せしてくれている ようだからよしとしよう.」と考えて納得.

97年L-SelectionとM-Sport:
やられてしまいました.インテリアに凝ったL-Selectionはともかく,M-Sportには.16 インチホイール,Mスポーツサスペンション,Mテクバンパー,ホワイトウィンカー,サ イドモールまでついています.
価格設定に関してもそれまでのモデルのオーナーに対する配慮がもはや見られません. どう納得したらよいのでしょうか.
私は以下のように考えることにしました.


<私の318ti M-Sport対策>

1.実質値下げであることに目をつぶれば,新しいモデルを登場させることは,318ti にメーカーが力を入れている証拠.
むしろ,衰退して消えていくよりははるかにいい.

2.Mテクバンパー,ホワイトウィンカー,サイドモールは,私も後づけで装着している.
(いきおいあまってサイドスカートも)
お金はかかったけど,自分の意志で愛車を少しずつかっこよくする楽しみは,後づけでしか味わえない.

3.M-Sportのボディカラーにはモントリオールブルーは設定されていない(と思う).
モントリオールブルー318tiで「M-Sportもどき」の私の車はオリジナル.

4.サスペンションとホイールは,そろそろ交換しようと考えていた.
M-Sportに標準装備されているMスポーツサスペンションと純正16インチにこだわらず, 幅広い選択肢の中から選ぶ予定なので,こちらの方が楽しい.


いかがでしょうか.
もっとも私の場合は,購入からすでに2年経過し,6万キロ以上走行しているので, ニューモデルに悔しがる資格はないかもしれませんね.

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