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第26話 「トラブル報告」
(作成:2001年11月20日 改訂:2001年11月20日)
(TEXT : YOSHI / E36-323i)
筆者、今年6月末にE46に乗り換えておりますが、
E36-323に乗っている間に起こったことをここで
まとめておきたいと思います。
■その1
さて、いつも唐突にやってくるE36のトラブル。ある日駐車場から車を出してみると、
見事、車の止めてあった位置に緑色のにじみを発見。緑色といえば、もうこれはクーラ
ントしかありません、ラジエター系のトラブル...!?となると、これは放っておく
わけにはいきません、ディーラーのサービスに直行です。
エンジンのサーモスタットがトラブルを起こし、過熱状態となってガスケットが死んで
そこからクーラントが漏れていたようです。
修理内容は、サーモスタット、サーモスタットハウジング、ウォーターホース、ガスケッ
ト等の交換で、1日入庫、部品代14、800円、工賃14,450円(26工数)の29,250円
とあいなりました。
このトラブルの約半年前に、チェックコントロールによるクーラント減少のウォーニン
グが発生、実際にかなりクーラントの液量が減っていたことがありましたが、この時は
クーラントの補充のみで対処、その後も特に問題無しで、今回のトラブルとの関係は不
明です。
また、サービスで私の隣にいたお客さん(話からするとE39-525にお乗りの方のよう
です)も、偶然サーモスタットがどうのこうのと説明を受けており、M52エンジンの
2.5・の弱点?なのかもしれません。
■その2
これもマイナートラブルの範疇ですが、チェックコントロールによるブレーキランプの
警告が発生。
外して見たところ、目視上はフェラメントも切れておらず、問題無し?ソケットを元に
戻すと、チャックコントロールも不灯で、緩んだだけかとおもいつつ、しばらくすると
再びブレーキランプの警告、バルブの問題よりもチャックコントロールの問題?かと、
クーラント漏れの修理ついでに、ディーラーにて点検してもらいました。これまた一度
外して取り付け直して、問題解決。
以前にも、(この時は本当にバルブ切れ)ソケットの取り外しを自分でしたことがあり
ましたが、これがまた力が要ること要ること・・・熱でプラスティック製のバルブソケッ
トが変形してひっかかっていたためです。今回は逆のケースで、やはりソケットが熱で変
形してきっちりとはまりきらなかったのがどうも原因の様です。
渋滞などで、長時間ブレーキを踏んだままでいると、ブレーキランプへの過電流状態
となり熱でソケットが変形という例は多く、ディーラーでも十分認識しているとか・・・
ただし、ドイツ本国では、こうした長時間ブレーキを踏んだままの状態が理解しにくいらしく、
本国連絡をしても対策品が出てこないとのようです。
以上、E36-323で体験したトラブル2編でした。
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