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第90話 「エアバッグ・コントロールユニット交換(T_T)」
(作成:2007年7月19日 改訂:2008年6月17日)
(TEXT & PHOTO : RON / E39 530i)
今回はBMWヘルプデスクでみなさんからアドバイスを頂戴した「エアバッグ警告灯」の報告。
「たまには遠くでも」と伊豆方面へ行きました。
観光地を巡り、駐車場から出たらエンジンを始動したら消えているハズのエアバッグ警告灯が点灯!
「おたっきーず!」のヘルプデスクに「警告灯を消すには、エンジン始動時にセルスターターがまわる直前までキーを回し10秒くらいそのままにすればイイ(確かブレーキパッド・センサーの話しだったかと?)」
という書き込みを思い出し、何度かチャレンジ!
でも、まったく消えません。
とりあえずいつもお世話になっているニコルへTEL。
疑わしきは助手席シートの感圧センサー(人が乗っているかを判断する)の断線、ということでした。
ヘルプデスクにも書き込みましたが、ニコルで診断を受けた結果は
「エアバッグ・コントロールユニットの不良」。
助手席シートの感圧センサーとかほかの部分ではないかと、いろいろなアプローチで
コンピュータ診断をしましたが、結局コントロールユニットの不良に行き着いたそうです。
担当のサービスの方が「エアバッグのコントロールユニットの不良です。
誤爆などの心配はないですが、万一の事故の時にエアバッグが展開しないかもしれません。」
と言われた瞬間、諭吉が飛び立つ光景が浮かびました(値段が高いだろうという意味)。
予想通りユニット本体の価格は約6.6万円と高価。
工賃こみこみで7.5万円ということになりました。
「感圧センサーなら1万円くらいでシートを引っぺがすので工賃がかかり修理費は5万円くらい」
と、Verdandi さんよりアドバイスをいただいていたので、ある程度覚悟はしていましたが、
こんなレアケースとは…。
ユニット交換の作業はカンタンにポン付けらしいのですが、コンピュータとのコーディングで2時間くらい。
昼過ぎにニコルへ入庫して15時には作業完了の連絡をもらいました。
「事故を起こさなければ交換の必要ないかも?」とも考えましたが、
それは「事故を起こさなければシートベルトも必要ない」というのと同じ。
やはり万一のことを考えて交換するのが真っ当なことでしょう。
↓これがコントロールユニットです。
↓コントロールユニットの裏側
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