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第92話 「タイヤ交換してみたら(T_T)」
(作成:2008年7月7日 改訂:2008年7月8日)
(TEXT & PHOTO : RON / E39 530i)
4月のスキーシーズンも終わり、我が家の530Mスポは16インチのスタッドレスタイヤから
標準の17インチのサマータイヤへと履き替えました。
ちなみに前オーナーがポテンザRE01(03年製)を装着していたのですが、
溝の深さは許容範囲内でもすでにゴムが硬化してきてウエットグリップに不安があります。
しかも、トレッドのブロックひとつ一つがデカイこともありパターンノイズが凄いのです(スポーツタイヤだから当たり前ですが)。
ハッキリ言ってスタッドタイヤのほうが静かだったくらい。
「ぼちぼちタイヤ替えなきゃ」と思っていたら(実は去年から思っていた)、ほぼ新品タイヤを入手することができました。
早速と知り合いのタイヤ屋さんにて交換。
そんなとき事件発生!
盗難防止用のロックナットの1本の頭(アダプターを差し込むところ)が変形していたのです。
何とか無理くりアダプターを差し込みタイヤを外すことはできましたが、後々のことを考えその場でディーラーへ新品ナットを注文。
すると、盗難防止用ナットには種類があるそうです(←無知すぎ)。
↓種別はアダプターの頭に書いてあります。
今回のタイヤ交換でのもうひとつ課題として、スペアタイヤの交換。
我が家の530のスペアタイヤは、サイドウォールとトレッドの境目にポコっと膨らみがあるのです(写真を取り忘れた)。
原因はわかりませんが、タイヤ内部のコード切れ(内部構造の破損)をしているらしいのです。
まったく使えないわけではありませんが、安全性はかなり落ちます。
今回は、スペアタイヤの使用頻度を考え、新品ではなく今まで履いていたフロントタイヤ(標準のスペアタイヤのサイズは235/45R17)を
使うことにしました。
「状態の良い方を残そう」と表面のキズとか見比べていたら、お店の人が「こっちだね」のひと言。
理由を聞くと「もう1本は、内部が白くなっているでしょ。」
とくに粉を吹いているというわけではないが、白くなっている。
「白くなっているのは、過去に空気圧が低い状態で走って熱が上がるなど、タイヤに負担がかかったことのある証拠。
最近、ベンツのAMGとか大径ホイールでタイヤの空気量が少ない車のタイヤを外すと、よくこんなふうに真っ白になっているね。
まぁ、そんなに気にすることではないけど、もう1本は中は真っ黒だからコチラにしましょう。」ということです。
つまりタイヤの場合、腹黒の方がいいということなのですね。
ちなみに、新しく装着したタイヤは、前後ともに1サイズ細め。
しかし、タイヤ外径は許容範囲内で、エクストラロードだったためロードインデックスも標準値です。
次のレポートでは、ヘルプデスクでもよく話題になる「タイヤの空気圧」について書きます。
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