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第６９話 「３種のダンパ交換」
（作成：２００１年６月２５日 改訂：２００１年７月２５日）
（TEXT & PHOTO: Ｅ３４ＢＭ小僧 / E34 525i ）
Ｅ３４ ５シリーズ、、、、
最終型でも９５年物となり（登録上は９６年も有り）
私の９５年式でも６年も昔の車になってしまいました。
それ以降の年式ではもう１０年落ちがゴロゴロと、、、、
そんな中、Ｅ３４軍団でちょっとしたブームになったメンテネタを
紹介いたします！それは、、、、ダンパー交換！
と言っても足周りじゃありません！
１．ボンネットダンパー！
２．トランクダンパー！
３．グローブボックスダンパー！
１．ボンネットダンパー
Ｅ３４軍団はオフミが有るとついつい恒例の「ボンネット上げ」
をしてしまいます。
今では珍しくなった逆アリゲータを一列に並べて上がった姿は
とても精悍？です。
ところが風でも吹こうものなら、あっちこっちで、バッタンバッタン
ボンネットが倒れます（笑）どうやらダンパーがヘタッているようです
ましてや中古で購入された方は「最初からこんなもん」と思いこんで
いるようです（笑）、、、
ところがところがダンパーを新品に交換すると、、、、あらビックリ！
写真の角度でもピタッ！と止まっているではありませんか！
（夜で見にくいですが、、、トリックでは有りません！（笑））
これで強風が吹いても安心して「ボンネット上げ」も出来ますし
メンテ中も安心です！
２．トランクダンパー
これもヘタると、、手で支えていないと、、落っこちる車も有るようです。
トランクダンパーは「リアスポイラー付き用」と「リアスポイラー無し用」
が有るのですが、、、とある方は羽根が無いのに羽根付き用を交換したところ
ワンタッチオープントランクに早変わり！
（実際見ましたが、、、ボタンを押した瞬間、、ギューーーーーーン！）
でもしめるときは指先だけでは閉まりません（笑）
私も羽根が無いのに羽根付き用に交換しました！
ワンタッチオープンにしたかったので、、、ﾍ(ﾟ◇､ﾟ)ﾉ~ ｳｹｹｹ...
３．グローブボックスダンパー
今回のメインイベント！
Ｅ３４のグローブボックス、、、実はヒモで吊されてます。
こ、こ、こ、この車のグローブボックスはヒモ吊りか？
車検証を出した時にこの事実を知り、、ちょっとがっかり
新車購入された方はもっとがっかりしたのでは？（笑）
レバーを開けた瞬間、、、
ダーーーンン、ダーーンダーンダンダン、、、、
バウンドしてるよ！
全然エレガントじゃない！（侍魂風、、、（笑））
当時素人の私は、、まぁドイツ車ってこんなもんかぁ、、しゃぁないなぁ、、、
ところが、、、、有る車のグローブボックスを開けてビックリ。
レバーを引くと、、カチャ、、スーーーーーーーーーー、、トン。
なんとエレガントな開閉！何が違うの？
見てみると、、、、ヒモじゃない！ダンパーが付いてる！
（実際は片方ヒモ、片方ダンパー）
やられました！Ｅ３４Ｍ５はダンパーだったのです。
一瞬悔しかったですが、、１千万を越える車がヒモだった逆にそっちが
かわいそう、、ﾍ(ﾟ◇､ﾟ)ﾉ~ ｳｹｹｹ...
周りのＥ３４乗りは俺も俺もとダンパーに交換です！
間違えなく本国ドイツでは品切れになったことでしょう（笑）
私もそれに続けと交換致しました。
ところが一つ注意しなければ行けないことが、、、
それはヒモの取り付け形状とダンパーの形状にチョトした違いがあります。
写真はＭ５用のダンパーですがヒモのほうは板金を両方から挟んで
プラスティックピンに挟むように止まっています。
ですから写真に有るようにＭ４のボルトとナットを用意する必要が有ります。
ボルトとナットで本体板金とダンパーを止めます。この時あまり締めすぎないように
しましょう。
締めた後はロックペイントなどをナットに塗ると緩み防止になります。
さて、、レバーをカチャ！、、スーーーーーーーーートン！
おおおエレガント！これぞ高級車！？（笑）
ところが日頃身に付いた癖はなかなか取れないもので
いつもなら開けたらすぐ開くグローブボックス、、、急いで車検証を出そうもの
なら、、まだ開いていないのに慌てて手を突っ込んで突き指したＥ３４乗り
が続出！、、、というのはウソです。m(._.)m ペコッ
まとめ
まぁボンネットやトランクダンパーは有る意味、危険回避も有りますので
大事なメンテの一つだと思いました。
グローブボックスダンパーは遊び心ですが、、以外と盲点なチューニング？
では無いでしょうか？
中には黄色く塗ってＢＴＳもどきにしたＥ３４乗りもいます。（笑）
交換はボンネットダンパーとトランクダンパーは私でも十分出来ました。
細身のマイナスドライバー１本あれば出来ます。
購入したダンパーにロック用の金具も付属されますので元々付いているロック
金具は駄目になっても安心です。
注意点
１．ボンネットダンパー交換時は片方外すとボンネットが落ちてきますので
必ず誰かに支えて貰うか落下防止策を取りましょう。
２．トランクダンパーも同様に支えて貰わないと食べられちゃいます、、バタンパクッ！
サイドカーペットを取って作業すると楽です。
３．グローブボックスダンパーはセンターコンソール側のヒモを交換します。
外側はヒモのままです。一度両方のヒモを外して作業すると楽です。
（右ハンドル車、左ハンドル車に関わらず）
今回はお仲間に頼んで個人輸入に相乗りさせて頂きました。
(1) Part ： GAS PRESSURIZED SPRING（トランクダンパー）
P/N ： 51242231663（480N ← 堅さの単位 Ｍテクの羽付き用）
因みに羽なしは P/N ： 51248110327（410N）
値段は Each Price :EURO 25.1、国内だと１本6,400円。
（羽根無し用はもっと安いです）
(2) Part ： GAS PRESSURIZED SPRING（ボンネットダンパー）
P/N ： 51231944119
値段は Each Price :EURO 12.1、国内だと１本4,900円。
(3) Part ： ABSORBER（グローブボックスダンパー）
P/N ： 51161954684
値段は Each Price :EURO 13.2 国内だと１本3,150円。
最後に
作業はあくまで個人の責任において行ってください。
怪我、型番違いに付いては責任追いかねますm(._.)m ペコッ
一度ディーラ等でお調べになってからご購入してください。
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