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第83話 「「理想のナビシステムを、DIY装着奮戦記」
(作成:2004年5月19日 改訂:2004年7月5日)
(TEXT & PHOTO : ヘリオス / E46 320i )
理想は、かなり高い。
機能は、普通でいい。室内と同色のブラックボディ。
イルミは、アンバー。2DINタイプだとキットが使用できるが、内部エアコンユニットのカバーのカットは自分で加工しなければならず、
リューター等の電動工具が必要で、加工後のディーラーの冷たい対応が目に浮かぶ。
1DINならば、オーディオの位置に装着するので、ラジオ付き、プリ・メイン内臓タイプでないと、不可。
オン・ダッシュタイプはこりごり。
DVDが見られて、タッチパネルで、・・・etc、そんなもの在るわけない。
アンバーすら無いのである。純正ナビを部品で取り寄せると、70万以上かかるそうである。
そこで、オークションなどを検索していると、他メーカーの純正に採用されている、パナソニック1DIN、AM/FMとアンプ内蔵で、
ブラックボディーなんて言う、理想のモニターを発見した。
これとナビの組み合わせで、納得しよう。さっそく落札。
同時に、ナビ本体も落札。無事に到着した。さぁ、取り付け前に、資料と不足部品を調達しなければならない。
取り付けレポート
@純正オーディオ取り外し
ダッシュパネルをグローボックス側から外す。
(ドライバーでも可能だが、大手カーショップで購入できる、内張りばずしを使用した方がキズなどの心配なく外せる)
その後、オーディオ上部のパネルを外す。オーディオ両側のプラスネジを外す。
オーディオを引き抜き、裏側の配線を外す。取り付けは、逆手順。
エアコンコントロールパネル脱着には、専用工具があるが、自作の治具(幅15ミリ位でパネルの隙間に入る
厚さのプラ板で代用)をパネル縦の隙間に押し込み、ロックのツメを解除してやり、パネルを全面に引き出す。
Aナビ本体は、トランク右側にマジックテープで固定。
モニター用、チューナー・アンプは、助手席下に固定した。
左リヤーシート背面サイドは、特殊クリップで固定してあるので上側を持ち、手前に引くと外れる。
B配線
常時電源 → トランク内、純正チェンジャー用ケーブル(緑/赤)より分岐。
ACC → 同じく(黄/赤)
アース → リヤーシート左側裏側より(茶)
イルミ → 同じく(灰/紫)
車速 → メーター裏側より(黒/白)
バック信号→ リヤーシート右側裏より(青/黄)
FM/AMチューナー、プリ・メインアンプ用ユニットの電源は、オーディオから接続。
アンテナは、モニター裏側に、純正から変換プラグにて接続、ナビ(VICS)用は、ダイバーシティー用を一本だけ分岐して接続。
C使用モニター:
パナソニック7型ワイドインダッシュAVシステムTV フォルクスワーゲン純正特別色ブラック
品番、CQ−VA707VW
特色、フル電動開閉メカ・7型ワイドモニター・オートディマー・CD/MDコントロール・RGB入力・ビデオ、バックカメラ入力
モニター追加用出力端子・AM/FMチューナー・40W×4出力アンプ。
DDVDナビシステム:
パナソニックDVDナビゲーションシステム
品番、CN−DV3020D 中古品
E装着時間
装着時間として、約6時間始めてのナビ取り付けとしてはまあまあである。
モニターで取り付け状態を確認、各部配線、車速センサーもパルスを出している。
イルミ、昼夜切り替えも問題なし。
F走行テスト
走行テストとして、夕方からトランク内に首をつっこみ中腰の体勢、普段はしないような体勢での長時間作業に、
腰に激痛が走りそのまま、一路、健康ランドのマッサージへ直行となり、余分な出費¥4500が追加されたが、
それでもデザイン、色とも、統一されて満足のいく仕上がりになった車内を見ると、安い買い物であった。
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