[オフミヒストリー]
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オフラインミーティング ヒストリー Vol.51
(作成:1999年6月15日 改訂:1999年6月18日)
(REPORT & PHOTO : あにまる)
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●「パワーチェックオフミ(6/5)」
○開催日時:
1999年6月5日(土)
○開催場所:
スーパーオートバックス東雲店
東京都江東区東雲2-7-20
03−3528−0357
○オフミの予定:
午前11時半スーパーオートバックス東雲店集合
パワーチェック大会&車談義
○幹事:
No.2628 あにまる
○オフミレポート:
先週のパワーチェック大会に引き続き、今週もパワーチェック大会を開催いたしました。
今回は、528iの測定と318tiの測定を1台ずつと318isの測定を5台行いました。
見学にはE34が2台とE36が4台きておりました。
パワーチェック終了後は、夢の島公園で車談義を楽しみました。
■エントリーナンバー6:97年式528i そえそえさん
今回唯一のE39です。
アルピナルックがカッコ良かったです。
優秀なATのため、なかなかギアを固定できずに測定に苦労をしました。
30分くらいトライをしましたが、ぴったりこれだ!という出力結果を得る事が出来ませんでした。
パワーとトルクの出力結果を2枚ずつもらったので、オーナーが現在解析中です。
ほぼ、カタログに近い数字が出ていたと思います。
isとは全く違う迫力のある音が排気量の差として現れておりました。
■エントリーナンバー7:95年式318is(1.8L) koujiさん
今回は、95年式から99年式までの4気筒エンジンがそろいましたので、年式の古い順から
測定する事にしました。
筑波から参加のkoujiさんのコスモブラックisは今回唯一の1.8Lモデルです。
このオーナーの車は、4800回転あたりで谷間ができれいることを気にされておりました。
そのため、ビルシュタインのフラッシングや毎日高回転域のトレーニングを実施し、改善に
努めてきました。
その結果、133.1PS&17.0kgmという結果にオーナーは満足でした。
谷間はくっきりと出ておりましたが、かなり改善されたようです。
今後もさらなるトレーニング続けられる事でしょう。
■エントリーナンバー8:96年式318is(1.9L) Toshiさん
山梨から参加のToshiさんのisは、当日集合1時間半前に到着されておりました。
私も同じくらいの時間に到着をしておりましたのでお互いの車の乗り比べをしておりました。
この車は、エンジンの回り方がとてもスムーズ。
フラットな上がり方をしておりました。
その結果は、グラフの曲線にきっちりあらわれておりました。
最高出力は136.8PS&17.5kgmでした。
クラッチが滑り気味であったのが残念ですね。
■エントリーナンバー9:96年式318is(1.9L) ISMOさん
今回一番期待の一台の登場です。
仲間内の間の乗り比べでは一番乗りやすく、乗った瞬間に力強さを感じさせてくれる車です。
ですが、結果は131.2PS&16.8kgmとふるわなかったです。
高回転域での伸びが無かったのが原因のようです。
オーナー曰く、「車はパワーじゃなくフィーリングだ!」とのこと。
確かにフィーリングは最高!で低速域での扱いやすさは一番だと思います。
高回転域のトレーニングをして、最高のisに仕上がるのを期待しております。
日課の秘密トレーニングにも力がはいることでしょう。
■エントリーナンバー10:97年式318is(1.9L)
飛び入り参加の測定でした。
結果は137.2PS&17.7kgmという素晴らしい結果でした。
コンディションはとても良いように思われます。
Toshiさんの車以上にウルトラスムーズな曲線を描いておりました。
機会があれば一度試乗させて頂きたい一台です。
今後、チューナップにも期待しております。
■エントリーナンバー11:98年式318ti(1.9L) kasa@E36さん
isと同じエンジンを搭載しているコンパクト。
なんとなんとこの車が4気筒部門最高記録をたたき出しました!
146PS&17.8kgmです。
ATはトルコンでパワーがロスされるのでは?という推測が覆されました。
ギアの選択の仕方によって、結果が違うようなので、単純にMTのisと比較は出来ませんが、
とても良いエンジンであることは間違いなさそうです。
キックダウンスイッチを多用してエンジンを熟成させて下さい!
■エントリーナンバー12:99年式318is(1.9L) マッサーさん
こちらも飛び入り参加です。
車は走行距離わずか2000kmでまだ慣らし運転も終わっていないピカピカの新車です。
とわ言え爆音マフラーやノロジィとかかなり手が入っております。
前回も見学にいらしていたのですが、今回は我慢が出来ずに測定に参加されました。
オーナー曰く、「使い切る喜び」だそうです。(^^)
結果は期待通りの142.2PS&17.8kgmでした。
次回合う時には車高が落ちて、カッコイイホイールに交換されている事でしょう。
さて、今回のパワーチェックでBMWのエンジンはほぼカタログ通りのスペックを
持っている事がわかりました。
エンジンの特性は、固体差より、乗り方の方が影響を与えるようですね。
と、いう訳で、フィーリングのよいエンジンに仕上げるために、日夜がんばりましょう!
同一車種、同一条件という事で、318is(MT)のみの結果を表にまとめてみました。
数字的には差はあまりありませんが、最高出力の発生回転数にご注目下さい。
エンジン関係のチューナップについては、最高出力の数字的にはあまり変わらないようです。
今回参加されている方の大半がエアクリーナとマフラーの交換でした。
しかし、最高出力は変わらなくても、出力特性は変化しているはずです。
機会があれば、交換前後の特性の変化を調べてみたいです。
いずれにせよ、チューニングはレスポンスの向上をメインに行うのが良いみたいです。
318isパワーチェック番付 |
車種 |
最高出力パワー |
最高出力トルク |
96年式1.9L |
142.5PS/6040rpm |
17.9kgm/4440rpm |
99年式1.9L |
142.2PS/6090rpm |
17.8kgm/4310rpm |
94年式1.8L |
139.5PS/6040rpm |
17.8kgm/4440rpm |
96年式1.8L |
139.3PS/6010rpm |
17.5kgm/4440rpm |
97年式1.9L |
137.2PS/6070rpm |
17.7kgm/4720rpm |
96年式1.9L |
136.8PS/6000rpm |
17.5kgm/4380rpm |
95年式1.8L |
135.0PS/5960rpm |
17.3kgm/4450rpm |
95年式1.8L |
133.1PS/6070rpm |
17.0kgm/4500rpm |
96年式1.9L |
131.2PS/6110rpm |
16.8kgm/4820rpm |
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