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「FIRSTって何? その1」
(作成:1997年6月2日 改訂:1997年9月7日)
(TEXT : 中橋@E36 / E36 325i)
「F.I.R.S.T.」という言葉をみなさんご存知でしょうか?
BOHP/BMW辞典/用語説明を参照していただければわかりますが、
「Fully Integrated Road Safety Technology」の頭文字をとったもので、
訳せば「路上での総合安全技術」となります。
何が総合安全なのか?ということになりますが、
大まかに分けて、2つ、ないし3つに分けられます。
「アクティブ・セーフティ(能動的安全性)」
操縦性、安定性、ブレーキ性能を高め、ぶつかる前に危険を避ける性能です。
BMWはここが一番大事であると考えているようです。
当たり前のことですが、危険を回避することが一番重要です。
「パッシブ・セーフティ(受動的安全性)」
衝突の際に、衝撃を軽減し、車内の乗員の損傷を最小限にくいとめる性能。
これも世界的にみてもトップクラスの性能になっています。
不幸にも事故が起きたときに、BMWはどうなるのか?
この部分の評価については、このコラムの「事故体験談レポート」を
見ていきましょう。
「パートナー・セーフティ」
ボディの突起物をできる限りなく減らし、衝突時のエネルギー吸収を考慮した
ボディ構造で外部の歩行者や対向車の保護をはかる性能です。
これも運転者には無視できない性能です。
あまり大きく取り上げられることはありませんが、BMWはこの部分も
手を抜いていないようです。
今後、それぞれの安全性能ついて、BMWがどのような対応をおこなってきているのか、
少しずつまとめていきたいと思います。
(続く)
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