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第115話 「タイヤ交換」

(作成:2005年3月16日 改訂:2005年10月4日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 M3)
(Special Thanks : Studie Yokohama)


第57話 「タイヤ交換」 で、ミシュランMXX3からBSポテンザRE711に交換したのですが、その後ぜんぜんタイヤを交換せずに走っていました。
街乗りメインとはいえこのRE711、ちゃんと減ってきていてスタディ横浜さんにつっこまれてしまったのでした。
「だめだよ、中ちゃん、交換しないとっ!」

反論の余地もなく交換するかってことに。
最新タイヤ事情に疎い僕としては、まず、スタディ横浜さんから僕の乗り方にあいそうなM3向けタイヤをいくつか提示してもらってそこから調べて選ぶことにしました。
僕にあいそうな、、、というのは安くて(爆)、ある程度定番で、乗り方がおとなしい、といったニュアンスだと思うのですが、結果提示を受けたのは以下の4つでした。

 ・BRIDGESTONE POTENZA RE01R
 ・CONTINENTAL ContiSportContact 2
 ・MICHELIN Pilot Sport PS2
 ・PIRELLI P ZERO ROSSO

それぞれのパターンは下記の通り。


  M3


具体的に4つの銘柄だけに絞り込んで個別に調べていきました。

BRIDGESTONE POTENZA RE01R
サーキットで鍛えぬいたドライグリップ、ハイパフォーマンスストリートタイヤ。 従来のRE-01の周方向の溝を取り去ることで特に横方向の剛性を高め、ダイレクトで剛性感あるハンドリングと強大なグリップを実現。
CONTINENTAL ContiSportContact 2
ハイパフォーマンスカー用として、高い静粛性と乗り心地、そしてスポーツ性を高度にバランスさせたタイヤ。 トレッドパターンは左右非対称で、コンパウンドには低温でも硬化しにくく、転がり抵抗も小さい「シリカコンパウンド」を採用。 高いウェット性能と好燃費を獲得した。 またプロファイルは接地面が均一な圧力分布になるよう設計され、耐摩耗性も向上。 バリエーションは偏平率は35〜55のロープロファイルが中心。
MICHELIN Pilot Sport PS2
「パイロットスポーツ」の性能を、スポーツ性およびコンフォート性の両面でリファインしたニュータイヤ。 コーナリング時の横力に応じて接地面形状が変化し、強力なグリップを発揮する「The VCP(バリアブル コンタクト ピッチ)を採用、 先代モデルを上回る安定したコーナリング性能を獲得した。トレッドパターンも、左右非対称タイプへと一新。 イン側のトレッドコンパウンドはフルシリカとされ、高いウェット性能を発揮する。一方、アウトサイドはハイブリッドコンパウンドで、運動性能に貢献する。
PIRELLI P ZERO ROSSO
ウルトラハイパフォーマンスカーをターゲットとした、ピレリのフラッグシップタイヤ。 50や55のミディアムスポーツ向けサイズもラインナップするが、ボリュームゾーンが35&40で、25という超ロープロファイルサイズも用意される。 トレッドコンパウンドには、ポリマーをミックスしたシリカが配合され、ドライ路面でのハイパフォーマンスとウェットグリップ、耐摩耗性を高レベルで両立。 また、構造面でも、アラミド強化材で補強されたカーカスでタイヤ剛性をアップ。すぐれた直進スタビリティ性能を実現する。 トレッドパターンは左右対称の「ディレツィオナーレ」と左右非対称の「アシンメトリコ」の2パターンだが、「ディレツィオナーレ」は40サイズの 一部に用意されるのみで、ラインナップのほぼすべては「アシンメトリコ」となっている。

・・・うーん、どれを調べてもハイパフォーマンスカー向けのスポーツタイヤってことじゃん・・・。
M3メンテ3、宮田さんの第66話 「本編21『リアタイヤ交換』」 でのタイヤ選びも参考にしつつも、最新タイヤが選択肢にある以上、新しいタイヤを選びたい気分もあるし・・・。

ってことは、もはやパターンの好みと、値段と、ブランドイメージが選択理由かも。
そう思いながら、それぞれの製品についての感想です。

・なんとなく一度もはいたことのないドイツモノのコンチネンタルもネタにいいかなぁ・・・ハーマンも採用してたよな。
・ミシュランの新製品PS2もいいな・・・でもパターンがつまらないなぁ・・・。6リブならインパクトあるんだけど。
・P-Zeroははいてる人多いからネタにはならないなぁ・・・。太いタイヤじゃないと見た目もおもしろくないし。
・もともとRE711だし(古くはRE71・RE71Gに乗ってたBS派だし)、なにより01R、サイドのデザインがセミスリっぽくていいな・・・。

よしっ、RE01Rにきめたっ!ってことにしました。

最後に後押ししたのはこの記事でした。
1st Stageさん / ポテンザRE01Rはスゴイ!
セミスリックショルダーブロックといわれるデザイン処理に惚れたのです。
セミレーシングタイヤの世界で定番化しているデザインなんだそうです。


  M3


どうです、この横の溝の少なさ。
まるでセミスリックです。かっこいい〜。


  M3


公式サイトではなんだかすごそうなことたくさん書いてあります。
RE01に対して、RE01Rはサーキットのラップタイムが上がりまくったりするそうです。
(僕には関係のないことだけど・・・)


  M3


実際にはいてみたところ。
う〜ん。タイヤのサイドが丸みを帯びていて、それでいて溝が少ないっ。

サイズは前回同様、
  フロント:225/45R17(7.5J)
  リヤ  :245/40R17(8.5J)
です。M3C標準アルミのぴったんこサイズです。


  M3


交互に溝の入れ方が違っているので、既存の製品に比べて明らかに剛性がありそうです。
で、ゴム質は寒い冬でもあきらかにやわらかいです。
(減りそう・・・)


  M3


ってことで、気分はセミスリック。でもちゃんと適度に溝があるぞ、ということで大満足なのでした。
あ、で、実際走っての感想ですが、まだ皮むき中なのでよくわからないです。
いいんです、かっこいいから。
(すいません、ホイール洗ってませんでした・・・)


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