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第26話 「エアクリーナーボックスの加工」
(作成:1997年8月4日 改訂:1997年8月6日)
(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 325i)
(Special thanks : M / E36 325i & E36 M3)
いまレスポンスをよくする方向でいじりを加えていますが、
貧乏なのでお金をかけずになんとかできないか、ということで、
Mさんのメンテ2−第3話「エアクリーナーボックスについて」で
詳しく解説されているエアクリーナーボックス加工に挑戦しました。
ガレージを提供してくれた某T氏、
お手伝い?ちゃちゃをいれてくれたみなさま、
そして工具、技術をおしみなく提供してくれたMさまには
ここでお礼をいわせていただきます。
まず、エアクリーナーボックスをはずします。
これは僕でも簡単にできました。
写真ははずした状態のエンジンルーム。
その後、ボックスからエアクリーナーをはずし、手を突っ込んで
ファネル形状のパイプをサンダーでカットして取り出します。
(ここの作業はMさんにお願いしました。)
エアクリーナーボックスは接着されて閉じられてますので、
そのまま無理にひっぱっても取れないようです。
写真ははずじたエアクリーナーボックスと、パイプ部分。
とりだしたら、メンテ2−第3話を参考にカットします。
エアクリーナーにたくさん空気が流れるようにするというものですが、
ノーマルはそれよりも吸気音をへらす努力をしているんですね。
これを音が増えても効率を重視しレスポンスアップさせるのがこの加工の目的です。
年式によって吸気音対策の遮蔽板がある場合は、それもとったほうがよいみたいです。
加工前→加工後のエアクリーナーボックス内部はこんな感じです。
いかにも効率があがってそうです。
エンジンまわしてるときは1秒間に60リットルもの空気がここを
通るわけなので、極力流れのよい形に加工すればレスポンスがあがるはずです。
今回、エアクリーナーボックスをはずした関係で、スロットルバタフライも
丸見えになりましたので、キャブクリーナーで掃除をしました。
掃除前→掃除後ですが、こんなにここが汚れてると、いやですね。
(メンテ2−第2話 「スロットルワイヤーについて」で行われている
加工もしてあるんですが、見えますか?)
さて、レスポンスアップのために、
1.スポーツマフラーへ交換
2.スポーツエアクリーナーへ交換
3.エアクリーナーボックス加工 by M
4.スロットルワイヤー周り加工 by M
を行ってみましたが、アクセルをふかしてみると
フィーリングが変わっているのがわかるようになりました。
回転の上の方の「ギューン!」が格段に速くなった感じが本当にします。
マフラーも、アクセル全開させると、ギュィーン、パンパンドドドドって感じです。
(うー、うまく表現できないけど・・・。)
なんにしてもこの手のチューン(?)は細かい作業のつみかさねだなぁと思いました。
劇的にフィーリングを向上させるのはエンジン本体に手を入れないとだめなんですね、きっと。
そこまでやらなくてもノーマルエンジンの本来のポテンシャルをひきだすように
ライトなチューニングをやってあげようと思っています。
(=お金がないので、こんなことしかできない、とも言いますが。)
次回のレスポンスアップ計画は、プラグ交換!ということを予告しておきます。
プラグの銘柄はHKS−F35iの予定です。
これはプラチナプラグで、着火速度が極めて速く、レスポンスがあがることを期待しています。
交換に必要なものは、
「プラグ(当たり前ですね。)」
「10ミリボックスレンチ(これは持ってます。)」
「固着防止と密閉のためのモリブデングリース」
「圧縮漏れ&ねじ切り防止のためトルクレンチ(2キロでしめる)」
が必要ですので、これらを買い揃えるのがいつになるかは未定ですけど・・・。
写真は、プラグ交換の講習をうけながらおそるおそるいじっている中橋の図です。
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