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第88話 「セキュリティシステム『カーモニ』の取り付け」

(作成:2003年3月28日 改訂:2003年5月20日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E36 M3)


以前から取り付けたかったセキュリティシステム、ついに僕のニーズに あう製品が手ごろな価格で登場したのでつけてみました。

いままで躊躇していた理由は下記の2点でした。
 1.住宅街で万が一誤動作して顰蹙を買うのは絶対さけたい。
 2.大掛かりなシステムをつける予算はない。

今回取り付けたものはオムロンからリリースされた「車両異常監視装置カーモニ200」という商品です。
ポイントは、リモコンに異常を知らせてくれるつまり車自体から大きな音をださずに オーナーにだけわかるという仕組み、および値段が3万円弱という 比較的リーズナブルな値段であることにつきます。

前々からニュースでこの製品についてはチェックいれていたのですが、 待ちに待った発売が3月20日で初日にゲットしてきました。
全国のカーグッズ専門店(オートバックス、イエローハット、ジェームス、オートウェーブ、ドライバースタンドなど) で普通に手に入る安易さも素敵です。

詳しい情報は公式サイト( http://www.carmoni.com/ )をご覧いただくとして、 大雑把な製品概要は、下記のとおりです。

・音圧センサーが組み込まれており、セットされたクルマにドアや窓の
 破壊、当て逃げなどが生じた場合、このセンサーが異常を感知。
 音と光で威嚇しながら、周囲に異常を知らせる。

・従来の振動、衝撃センサなどを使用したものに比べ、センサの誤動作を軽減し、
 確実に車の異常を察知することができる。

・手持ちのリモコンに異常を感知した部位を知らせるという通信機能あり。
 もちろんリモコンで車の外からセット、リセット可能。

・従来の防犯装置はセンサー類との結線が複雑で設置に手間も掛かったが、
 カーモニはオールインワンタイプで、電源もシガーライターより給電する方式なので、
 誰にでも簡単に設置できる。

ね?なんだかとてもよさげでしょ?

ということでさっそく取り付けです。
今回は珍しく自分でやってみました。
というほど簡単なシステムです。

まずは本体をサンバイザーに付属クリップでとりつけます。
次にサイドウィンドウのモール部分に配線を収納させます。
本体には検出レベルを2段階に切り替えるスイッチと、サイレンのオンオフスイッチが あるだけです。
僕の場合は、検出レベルをノーマル、サイレンは自宅駐車場ではオフ、それ以外ではオンという 形で使い分けようと思います。
自宅でサイレンがなるのは困るのです。
サイレンがなると相当うるさいです・・・。

本体四隅についているオレンジの部分はセキュリティオンにするとチカチカ光っていかにも セキュリティ作動中であることを回りに示してくれます。
夜だとかなり目立つ感じです。
四隅についてるのはなるほどと思わせるところで、前後左右どこから見ても ピカピカします。
もちろん異常があればピカピカさらに光ります。

アンテナはリモコンと情報をやりとりするため、やむをえないのでしょうが、 まぁ、目障りです。

  M3

あとはシガーソケットから電源を取るだけ。
12VのBMWであればどんな車種でも対応しています。
見栄えは悪いので、いずれ電源は別のところからとってもいいかなと思いますが、 とりあえずはそのまま説明書どおりにしてみました。

  M3

あとは窓の横に付属のステッカーをつけて出来上がり。
こんなんで威嚇効果があるのかわかりませんが、まぁ、気休めに。

ここまで、何の工具もいりませんでした。

  M3

最後に付属のリモコンでセキュリティをオンにすれば準備OK。
見通し最大2500m、市街地最大500mの範囲内で何かあれば異常を知らせてくれます。
結構耳障りな音と光で教えてくれるので非常に実用的です。
しかも、異常がどこにあったのかまでリモコンのランプでわかります。

リモコン用の専用充電器も付属していますので、自宅にいるときは、充電器につないで 充電させておくことができます。

  M3

車上あらしや車両盗難件数は年々急増していて、2001年は車両盗難が63000件 車上あらしは40万件と被害も拡大しているそうです。

高級なセキュリティシステムのように近づいただけで異常を知らせるような仕組みは ありませんしが、値段の安さ、取り付けの気軽さ、誤動作による近所迷惑のリスクを考えると 個人的には満足度高いです。
威嚇効果だけでなく、十分に実用的だと思います。

予算はないけど、セキュリティは気になる、という方には結構おすすめの 商品だと思います。

ではまた!


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