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第1話 「X3発注までの道のり」
(作成:2004年3月3日 改訂:2004年3月14日)
(TEXT : E30-X3 / E83-X3)
事の起こりは02年秋までさかのぼります。
98年3月に購入した初めてのBMW E36 323iの2度目の車検が半年に近づいて来た頃の事です。
この323はE36最終モデルと言うこともあり、走りに関しては非常に気に入っていました。
「走る、とまる、曲がる」と言う基本性能には文句はありませんでした。
唯一つの欠点はトランクが小さく、家族4人でスキーに行くとき荷物を積むのが大変と言うことです。
もう一つありました、やはりFRのBMWで志賀高原の凍結路を登って行くには、怖いものがありました。
そんな、こんなで03年3月に来る2回目の車検をどうするかが家族会議の最重点議題になりました。
私はE46 325iツーリングがこの頃すごく欲しくなっていました。
家内は325iツーリングにはあまり興味がなく、その頃大ブームだったSUV(別にBMWにこだわりはなく)に乗りたいと言い出しました。
やはり大蔵大臣(財務大臣)には勝てなく、それではX5しかないと言うことで早速行きつけのディーラーに出かけて実車を見せてもらいました。
第一印象は「でかい!!」これだけでした。
当日はカタログを貰ってきて家で「やはり、X5はいいなあ」と見ていて欲しくなってしまいました。
しかしX5はその大きさと価格が大きなネックとして立ちふさがりました。
我が家のマンションの立体駐車場のサイズを確認して見ると何と「全幅」「車重」で規格外であることが判明しX5は諦める事にしました。
(後日ディーラーが持参した見積もりを見たところ、とっても我が家の大蔵大臣の許可が降りる物ではないことが判明しました。)
03年1月になり取りあえず一度323の下取り価格を確認して見ようという事になり、ディーラーと流行の
インターネット一括見積もりに掛けて見ました。
結果なんと横浜のW社がディーラーより20万円も高い見積もりを出ししきりと売却を勧めて来ました。
ちょうどこの頃雑誌でX3の発売予測記事が賑わい始めた頃でした。
本当に悩んでいた時ディーラーから「X3発売までつなぎの車を用意します」と言う悪魔のささやきで323の売却を決断。
つなぎの車は何と90年式E30-320i走行距離125,000kmと言う剛の車でした。(とても値段はあかせません。)
そんなかんだでE30と悪戦苦闘(これだけでメインテナンスが作れそう)して、X3はまだかと日常を過していた処、
2月19日にディーラーより「X3の発売が決定しました」との連絡が!!
早速20日にディーラーにお邪魔した処、見せてもらったのはセールス用のコピー数枚のみ。
又その場で「今月中に発注頂かないと初回生産に載せられない」と恐ろしいご託宣を頂き
家族会議で検討した結果大蔵大臣から「10年間は乗る」と言う条件で許可を頂きました。
27日にディーラーに出向きX3契約を結びました。しかしカタログもない車を契約したのは初めてです。
次回は決めたX3のタイプ、色、オプション等のレポートをしたいと思います。
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