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筆者紹介
(作成:2004年6月9日 改訂:2004年6月29日)
(TEXT & PHOTO : Bryce / E36-318is)
◆Bryce−自己紹介
皆さん初めまして。この度メンテ情報に参加させて頂く事になりました、東京在住のBryceです。
追加メーター取り付けの話題を皮切りに、E36 318isにまつわる様々なトピックを連載して行く予定ですので、
気長にお付き合い頂けますと幸いです。
さて、まずは簡単な自己紹介をさせて頂きます。
富山県生まれの富山県育ち。学生時代を長野県の松本と石川県の辰口町で過ごし、金沢で就職。
現在は東京在住で、いわゆるIT関連の会社に勤務しています。
免許は学生時代、何を隠そう当時設定されて間もない「AT限定」で取得しました。
今では考えられないことですが、学生の頃は車にあまり興味がなく、単なる移動手段と割り切っていたのです。
ところが実際に自動車という物に乗るうち、「走る」という行為に歓びを感じる様になると同時に、
「スポーティ」とか、そんな類の言葉に心惹かれる様になりました。結果、3年後には限定解除します。
最初に乗ったのは国産のRV車で、最初に自分で買ったのはGolf3のGTIでした。国産車に比べれば馬力は
断然低く、絶対的な速さは望めない車でしたが、走ることの歓びをますます強く感じさせてくれる車でした。
コンパクトさゆえ手足の様に扱え、夜な夜な某スキー場へと続く山道に出没しては、FFの突っ込みでシルビア
や180SXの後ろ(決して前には行けない・・・)に張り付き(時には煽り・・・)、遊んでいました。
そんな日々が暫く続いた頃、ある車がとても気になるようになりました。街角でたまに見かけるその車は、
直線的なラインで構成されつつも流麗さを纏い、「かっこえ〜」の一言でした。調べるうちに、その車には
セダンとクーペがあり、ある車種ならばMTの設定があることも分かりました。そう、それこそE36 318isです。
えっ、M3ですか?一応、電卓は叩きました。
日を追うごとに魅せられていった私はある日、意を決してディーラーに足を運びました。ところが、セダンは既に
E46に移行し、クーペもE36は既に扱っていない、とのことでした。「中古で探すしかないか」と諦めていたある日、
深い理由も無く同じディーラーの別の支店に行ってみました。当然、E36はありません。私はこれまた深い理由も無く、
近くにいたセールスパーソンに「E36のクーペって、もう手に入らないですよね?」と聞きました。ところが返って来た
言葉は意外にも、「今オーダーすれば、ギリギリ受注生産が間に合いますよ。」でした。数日後、契約書にサイン
したのは言うまでもありません。なお、このセールスパーソンは、買う側の立場に立って非常に丁寧な対応をして
下さる方で、東京に移り住んだ今でも、何かとお世話になっています。
そしてオーダーから待つこと4ヶ月、恐らくE36最後の便となったであろう199「9」年モデルの318isが、私の下に
やって来ました。Mテクのフルエアロを纏ったチタンシルバーのisは想像以上に美しく、改めて私の心を捉えました。
そしてこの時から、私のBMW Lifeが始まったのです。
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