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第1話 「きっかけ」

(作成:2004年6月10日 改訂:2004年6月12日)

(TEXT & PHOTO : Bryce / E36-318is)


このメンテ情報は、追加メーターの取り付けに関する話題から始まります。 第1話では、なぜ追加メーターを取り付けようと思い立ったか、そして、このメンテ情報で どの様な情報が得られるかについて書きたいと思います。

自己紹介で少し触れましたが、以前は地方に住んでおり、夜な夜なタイトコーナーの連続 する山道に出没していました。しかし、非力なisのこと、どうしても高回転でブン回す運転となります。 当然水温も油温も非常に気になるのですが、ご存知の通り標準の水温計はオーバーヒート寸前に でもならなければ、ピクリとも動きません。永くこの車に乗り続けるためにも、しっかり状態管理をしたい。 それが追加メーターの装着を思い立ったきっかけです。

・・・とはいえ、メーターが並ぶという光景が単純にカッコいいという不純な動機(8割)があったことも、 否定は出来ません。

まず最初に取り付けたのは油温計です。本当のところ、最初は水温計を取り付けるつもりでした。 ところが、ネットでいくら調べても、どの様に温度を取れば良いかという問題が解決せず、比較的 簡単に情報が手に入った油温計からスタートすることにしました。





都会に住む方にすれば、「そんなのショップに相談すればいいじゃん」と思われるかもしれませんが、 地方にはBMW専門のショップというものがありません。今でこそ北陸にはKidnieさんがありますが、 それまでは情報集めから自分でしなければならなかったのです。初めての個人輸入ということで、 いくつかハードルがありましたが、油温計は割とすんなり装着に漕ぎ着けました。そこで気をよくした私は、 Next stepとして水温計を含む3連メーターの取り付けを思い立ちました。

しかしそれが3年の月日を要する、苦難の一大プロジェクト(大袈裟)になろうとは、全く知る由もありませんでした。

このメンテ情報では、油温、油圧、水温、電圧の追加メーターを取り付けるに当たり、
 ・どの様な方法で装着すればよいのか。
 ・どの様な部品をどの様に集めればよいのか。
等をご紹介して行きたいと思います。

なお、
 ・BMWの純正メータとしても採用されている、VDOのメータを使う。
 ・M44エンジンで油圧をとる。
という点で、他にはない情報をご紹介出来るものと考えています。


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