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第4話 「メンテナンス」
(作成:2005年7月18日 改訂:2005年7月19日)
(TEXT : Haruyuki / E24-635csi)
635を整備してくれる信頼できる修理工場を探す、というのはなかなか難しいお題な訳で、BMWに詳しい友人
(左ハンドル初体験でM3に試乗させてくれた恩人)に相談してみました。
すると、偶然にも私がM6を試乗したお店ポールポジションさんの名前があがりました。
販売も手がけるお店なだけに、よそで買った車を気持ちよく整備してくれるのか不安に思いつつも、
今回は635に乗って2回目の訪問となりました。
「このクルマ知ってますよ、以前、業者ルートでうちに買わないかという話が来て」
「え〜」
「価格が折あわなくて買わなかったけどね」
「そうなんですか、じゃあ俺が買った値段は高すぎたのかも」
「いや、それは人それぞれだから、本人が納得できるのが大切なんですよ」
と、油まみれのツナギを着た優しそうお兄さん(後に社長さんと判明)が話してくれました。
それ以降、私の635の主治医として以下の整備を手がけていただきました。
■2004年3月(価格不明。もしかして無料だったかも)
・総合的なチェック
大きな問題はなし。無事故無改造と思われる。
クーラーはコンプレッサーが逝っちゃってるので、部品を取り寄せてから再入院が必要。
ブレーキは寿命が近いけど、今すぐ交換は必要ない。
1点だけ、パワステオイルが多すぎたので適量にしたとのこと。
(販売店の提携工場が納車整備で入れすぎちゃったらしい)
・ガソリン漏れ修理
ガソリンタンクのエア抜き用のチューブが腐っていたのが原因。
満タンかつ走行振動でガソリンが揺られた時だけに漏れたと推測される。
チューブ交換で完治。
■2004年5月(約30万円。本格的な整備)
・クーラー修理
コンプレッサーのオーバーホールをはじめ、予防交換を含めて全体的に整備。
とり外した部品(エバポレーター)を見せてもらったらサビサビでした。
・冷却系の予防整備
夏へ向けてオーバーヒートで立ち往生は避けたいので、ウォーターポンプやらホースやらの交換など、
念入りな予防処置をお願いしました。
・ATFオイル&ストレーナー交換
・各種ベルト類交換
・ウィンカーレバー交換
ハイビーム切り替えが磨り減って馬鹿になっていて、意図せずパッシングすることが多かったため。
■2004年6月(約5万円。クーラー強化策)
・リアウィンドウフィルム
納車時から薄い色のフィルムは貼ってありましたが、日ざし対策としてさらに濃い色に張り替えました。
ある程度の効果はあった気がします。
・ヒーターバルブ交換
クーラー全開時にも温風(ヒーター)が混ざっているかも、ということで交換。
■2004年7月(約10万円。タイヤ交換)
納車時のタイヤは溝は充分残っていましたが、製造から6年ほど経っていたので交換。
純正好きの私でも、タイヤくらいは浮気してもいいかな、とも思ったのですが、
サイズが特殊なため純正ブランドのミシュランしかありませんでした。
タイヤ交換の効果は絶大!!
ロードノイズと細かい振動が大幅に減りました。
これに気を良くして、「ショックやブッシュ類も交換して本来の乗り味に近づけた〜い!」
とも思いましたが、短期間にお金を投じすぎ、という抑制もはたらいて、将来の楽しみに
取っておくことにしました。
■2004年9月(約10万円。車検)
・エンジンオイル、ブレーキオイル、クーラントの交換。
・ブレーキのパッドとローターを交換。
・冬へ向けてバッテリー交換。
ちなみに、2005年6月時点での不具合箇所は以下のとおり。
・ミッション(詳しくは後述)
・クーラー(前は少し効く。後ろはファンが回らないので、全く効かない)
・後部座席のパワーウィンドウスイッチが左右とも作動せず
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