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第210話 「WTCCルックへ〜ロールケージの製作検討」

(作成:2007年9月14日 改訂:2007年9月15日)

(TEXT & PHOTO : 中橋 / E90-320si & MINI Cooper Convertible)
(Special Thanks : サイトウロールケージ)


さて、そろそろ我が家のエスアイも納車1年を向かえ、走行距離も約7000kmとなりました。
(少ない?)
そして、また大型オフミの季節がやってきましたので、ひとつ気合を入れていこうっ!
ってことで考えたのが、WTCCホンモノエアロ・・・じゃなくて、
内装のWTCC度合いを高めることでした。
5回目になる「こら〜れ」で初公開できるように作業をすすめるべく、
こっそり気合のプロジェクトが開始しました。

現時点でシフトノブ、フルバケ、ステアリングホイール、4点シートベルトと進めてきました。
そう、残すところは待望のロールケージです。

もちろん3シリーズセダン(E90)向けのロールケージなんて今のところ市販されていません。
それに市販されていたとしても僕のお気に召すとはとても思えません。

 BMW

だって、こんなん↑ですよ、僕が欲しいのは・・・。

さて、BOB師匠にさっそく相談だっ!と思ったら、なんとスタディさん夏休み中・・・。
う〜ん。オフミまでには時間も限られているのでまず自分でできることはしておくか。

ということでもともとワンオフ前提できちんと対応してくれそうな業者探しをスタートしました。

 BMW

そして、もちろん作る以上見た目だけでなく、きちんとボディ剛性を上げ、
さらに衝突や横転時の安全性を高めたいと思います。
なのでレース車両のロールケージなどを手がけ、きちんと実績があるところでなければいけません。

安全性へのこだわりは非常に重要です。
だって安全のためにはお金がかかるんだっ!というシナリオで家族を説得するんですっ。
クビサのクラッシュシーンや、ファルフスの320si横転シーンなどの動画を
きっちり見せて安全性を強調する教育を進めてきたのはここに理由がここに!(爆)

WTCC BMW CRASH France


そんな本格的かつわがままなニーズにこたえてくれる業者をいろいろと調べました。
すると、ここしかないでしょ!ってショップさんに絞り込まれました。

知る人ぞ知る、業界の雄、Rollcage専門Factory、サイトウロールケージさんです。
BMWをはじめとする輸入車の実績も多く、安心してまかせられそうです。

「サイトウロールケージ」Achieve Saito Rollcage
サイトウロールケージが考える理想の走り

より速く走るためにエンジンをチューニングしたり、思うがままの旋回性を得るために足回りを強化しても、
体感する直線での踏み込みへの躊躇やコーナーに今ひとつ突っ込みきれない不安はどこからくるのでしょうか・・・??

突然ですが車のボディー全体を紙製の箱だと想像してください。
この紙箱(車のボディー)は弱く、コーナーを曲がる時の横G、路面からの入力に抵抗するだけの強度がないため
「ユガミ、ネジレ感」が、紙箱(車のボディー)全体に生じる原因となるのです。
強いボディーに改善するには、車内に支えとなる柱が必要なのです。
その柱となるのがロールケージです。ロールケージを装着することにより、
「ユガミ、ネジレ」に打ち勝つ強いボディー(車体剛性)と安全性向上
という大きなメリットが、装着時によるデメリット(重量増)よりも、優れるとサイトウは考えています。

貴方の愛車が本来もっているポテンシャルを最大限に引出し、不安要素を取除き、
「理想の走りへの追求のサポート」これがサイトウの仕事と自負しています。


いろんなサイトでロールケージの情報を調べましたが、ワンオフロールケージの実績でずば抜けており、
もはや選択の余地はないと確信。

さっそくワンオフ希望の旨を電話で伝えたところ、一回打ち合わせをしようということに。

さて、どんなロールケージを希望するのかきっちり伝えないと・・・。
ということで次回に続く。


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