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第31話 「サブコン取り付け」
(作成:2014年2月13日 改訂:2014年4月10日)
(TEXT & PHOTO : 秀丸 / F30 320i)
最近流行のサブコンPPE(プラグインパワーエンハンスド)を取り付けてみました。
DMEをそのままでセンサーのカプラーに割り込ませるだけの簡単な作業でパワーアップします。
同様の商品は数種類販売されており7万程度から15万くらいです。
F30を購入当初より気になっていたのですがオークションで中古を見つけて入札してみました。
結果は見事に落札(結構安価でした)

サブコンの価格では、海外から輸入の必要が有りますがBurgermotorsportsのN20 / N26 Stage 1が一番安価だと思います。
($379 送料込み5万弱程度で購入可能)
元々Stage 1を購入しようかなと思っていたのですがオークションにPPEが出品されていたので思わずポチッとしてみると競合も無く落札。
最近流行のサブコンですが、最近の車両はDMEのチューンが難しいらしくN20用は、現在も販売されていません。(F20用は発売済み)
昨年イギリスで販売されたらしいのですが日本は未発売です。
サブコンの便利なことは、ノーマルに戻せることと取り付けが簡単なことです。
各社色々書いていますが、原理はブーストセンサーをごまかしてブーストを上げてパワーを出していると思います。
取り付けに関しては各社コネクタ数も2カ所から4カ所と結構バラバラです。
調べたサブコンのリスト

割り込みセンサー箇所の一覧
@インマニセンサー
Aブーストセンサー
Bエアフロセンサー
Cカムシャフトセンサー
DODBポート
前回調べたときよりケレナーズとPPEのパワーがアップ(数馬力程度)しています。
ケレナーズに関しては、センサーが2から3カ所に増えているようです。
今回のPPEは、@とAの2カ所接続します。2カ所のコネクタに割り込ませるだけの簡単な作業でパワーアップらしいです。
184PS---->215PS(+31) 270Nm--->325Nm(+55)
(旧データ 184PS---->213PS(+29) 270Nm--->310Nm(+40))
今回購入したものは、初期バージョンだと思います
サブコンの中では比較的低出力です。(ブーストが低い?安全マージン?)
高いもので245PS(328と同等)位のものもあります。
320が仮想325(218PS 310NM)くらいになるかな(笑い)
このPPEは、インタースターオートモーティブ社が製作しているそうですが、ホームページも見つからず会社情報が分かりませんでした。
調べるとスイスチップテックという会社が見つかりここの商品と同じみたいです。
PPEの中身は以下の様になっているらしく基板にダイヤルが2カ所あります。

多分ダイヤルを回せばセッティングが変更できそうですが、PPEを分解しないと出来ないので不可です。
(今回も分解していません)
取り付ける前にPPE本体をどうするか考えます。
新品の場合専用の防水袋が添付されていますが、今回無かったので何かに入れないといけません。
適当なアルミのBOXが有ったので穴を開けてその中に入れることにしました。

結構格好いいかも(見えないけど)
早速取り付けてみます。
※注意 PPEは個人で取り付けると保証外になります。
取り付け方法に関しては、ホームページ等を参考にして取り付けます。

センサーの割り込み場所は、上記の丸印2カ所に割り込ませるだけです。
PPE本体は助手席側のカバーの中に取り付けます。(熱と雨の影響が受けにくい場所)
手順
@ボンネットを開けてドアをロックして15分以上放置します。
DMEがスリープモードになるらしい(重要)
A車両側のコネクタを外してPPEのコネクタを割り込ませる
コネクタに区別は無いのでどちらでもOK
Bエンジンを始動してエンジンチェックが点かないことを確認
簡単で1時間以内で完了します。

(PPE本体 KWのステッカーは余っていたので)

(コネクタ部)
無事に取り付けできたので試乗してみます。
エラーも無く正常に動作している模様です。(ホッとしています)
体感でパワーアップしているようです。
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