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第14話 「スピーカボックスの加工」
(作成:1997年4月4日 改訂:1997年7月10日)
(TEXT & PHOTO : 玉テク / E36 320i)
大した話ではないですが、オーリンズショック装着によって、そのリアショック調整
部がスピーカボックスに干渉していた部分を解消致しました。
解消策として1番おすすめなのは、社外品の高性能スピーカーで干渉しない物に交換
することです。
Mac-Audio、JBL、BOSE等、結構欲しくなる製品は沢山ありますよね。玉テクはあまり
音に本気でないのと、足回りへの投資があまりにも大きかったので、この選択は事実
上全く考えられませんでした。
そこで、解消方法は迷わず純正スピーカをぶったぎってやろう!です。
干渉する部分は、スピーカ下部のボックスになっている部分です。ここに塞がれてし
まう、ストラット頭の減衰力調整部に、手が入り調整ダイヤルを差し込めるスペース
を作ることにします。
純正スピーカ(オプションのHiFIタイプでないです)はNOKIAの製品で、1WAYのもの
です。材質は樹脂成形の1ボディです。
金ノコで下部をギコギコ、ぶった切りました。切り取りの写真を見て下さい。一部切
り残している部分はストラットの出っ張りでスピーカを支える部分を残しておくため
です。
作業上の注意点は、横にスピーカケーブルの差込口が有りますが、そこからスピーカ
ーコーンに向けて、当然ですが結線されています。切断時に線を一緒に切らないよう
に注意してください。
あとグラスウールが詰め込まれていますので、これも切断時金ノコにまとわりつくと
、金ノコが切れなくなってしまいますので注意して下さいね。
さて装着はこんな感じです。バッチリ調整可能です。
最大の問題は、音がどうなったかなんですが、筒抜けのスピーカとなった為、低温が
前に出てこなくて、細い音になるだろー?と思っていましたが、スカっとした音に変
わりこれでいいや!ってな具合で作業完了にしました。
また、詰められていたグラスウールもすべて取り出し、車両の軽量化にも努めたつも
りです。
(ウソ言え! ‘おっとO−chanのノリになってしまった’)
そんな具合で、調整自在のオーリンズのショックは、スタンドでガソリンを次ぐ度、
今のところちょくちょくかえて人生(?)楽しんでいます。
「好きだねー」って思われるかもしれませんが、だって高かったし、楽しまなきゃ損
って言うのが、本音かな!?
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