[メンテ1]
(←前)
(次→)
第22話 「各ライトバルブの交換」
(作成:1998年1月25日 改訂:1998年1月31日)
(TEXT : 玉テク / E36 320i)
交換車種:93年式320iA4右ハンドル
この頃,5年目の玉テク号はあちこちのバルブが切れてきました。
それぞれ,回路的なトラブルを抱えての玉切れではなく,バルブ寿命の為と思われますが、
今までに玉切れを起こして交換した箇所や,気になったところの交換方法をまとめてみます。
●ヘッドライトバルブ
純正バルブ(ライン装着もの)は今もスペアとして車載して持っていますが,
普段は使用していません。巷で販売の高効率バルブ(55Wで85Wクラスの明るさと宣伝物)を
通常使用しているのですが、機能的には本当に宣伝文句どおりの明るさがあり非常に重宝
しています。
しかし、良い物には弱点もあるようで、玉切れが非常に早く,6ヶ月位の使用で呆気なく
切れてしまいます。
バルブ寿命は使用状況に大きく左右されるのでしょうが、「夜間走行率50%位,6千キロ/半年,
信号停車時の消灯一切無し」の使用状況の結果です。高効率バルブは色々なメーカを試して
見ましたが、どれも大体同じ耐久性のようです。
マーケット確保の戦略的寿命期間設定がされていると,個人的には感じています。
どうなのでしょう?>「バルブ屋さん」
交換方法ですが、これは国産車などでも簡単に交換できますが、BMWの物は更に簡単です。
工具は一切入りません。女性にも簡単!。(最近女性読者を意識してます。(^_^))
1.ボンネットを開ける。
(注意:リリースレバーを押さえる時,ツメがフロントマスクに当たるのに注意。
ここがメンテの多い車は必ず塗装が痛んでいます。)
2.ヘッドライト背面の「おわん型カバー」を上部のツメを親指で押さえて取る。
3.バルブへ差し込まれているソケット配線を抜く。
4.バルブを固定している引っかけ金具を,一差し指で押さえながらリリース。
5.バルブを抜き取る。
6.新品バルブを挿入する。
(注意:バルブガラス部には絶対に触らぬこと)
7.以上逆順でもとに,戻す。
(注意:ボンネットを閉める時は,「指さし確認」を行い,工具等が残ってないかも確認する。)
●ポジションランプ
これは切れたことは1度もないですが、接触不良となったことはあります。叩いて直しました。
基本的にワット数も少ないですし、耐久性はありそうです。
しかし、切れた時は,同ワット数のハロゲンタイプに交換してみようと思います。
未確認ですが、スタッフのMさんはこれに換えているようです。
メリットはレンズカバーが綺麗に見えてしまいます。(^^)
●ブレーキランプ
「Break Lamp Failure」のメッセージはなぜか時々勝手な表示をします。
しかし、嘘だと思って確認するとほんとに切れていたりして,意外にあてになりません。
交換は,これも工具は一切使いません。
トランクからテールランプ裏のカバーを外して,後はバルブソケットを抜いて交換するだけです。
●フォグランプ
これは玉テク自身,ほとんど使わないので,前後共,切れたことは無いのですが、
フロントは横から金属の爪を押さえると前にすっぽりとユニットごと抜けるようになっています。
後方は,ブレーキランプ同様です。
●パワーウインドスイッチの照明
常時点灯型の93年式は5年目になって急に2つも切れてしまいました。
交換方法は,マイナスドライバーでスイッチを持ち上げて外します。
一般的にはその部品の交換となります。
しかし、この部品が4千円(確か?)位してしまいます。
節約型の方は,この部品をバラして、中の球を交換します。
スタッフMさんには,これは朝飯前のようですが、玉テクは節約型ですが、まだほったらかしに
しています。(^^;)
●ライトディマースイッチ照明
これは以外と切れているのに気がつかない!かもしれません。
ライトオンに関わらず常時点灯ですから、寿命も早いと思います。
プラスネジ1本抜き,ディマー部を外すと,麦球のようなバルブが1つあります。
ディーラでこのバルブだけもらって交換しました,確か(?)70円程度だったと思います。
スペアバルブを1式持って,ドライブしたいものですね。
どんなバルブが,「常備品」となるか今度まとめてみます。
[メンテ1]
(←前)
(次→)