加工は単純、ワイヤー先端の取り付け位置をもう一つの位置に変更。
(マニュアル用?オートクルーズ用?)
スロットルの位置は年式によって縦軸・横軸とあります。
そして先端のストッパーとタイコ状の金具の間に1.5cmくらいの幅のスプリング
を取り付けます。(東急ハンズ等で購入できます。)
ワイヤー先端とスプリングの間にはスプリングがはずれないように
薄いワッシャーをかませますあとは遊びを調整するだけです。
わかっていただけたでしょうか?
これで、通常のスロットルワークでは、スプリングが堅いため縮みません。
踏み込んで全開になり、スロットルバタフライがストッパーにあたり、
さらに踏み込むとスプリングが縮んでキックダウンスイッチが踏めます。
加工後のイメージはこんな感じになります。
組み付けたら、アイドリングの時に全閉を確かめ、ワイヤーのアジャスターを
調整します。
これをやるには最低限エアフローメーターとパイプをはずすわけですから
エアフローメーターの汚れを綺麗にし、ついでにスロットルバタフライも
キャブクリーナー等できれいにしましょう。
くれぐれもホットワイヤーにはさわらない方がよいです。
(なお、ホットワイヤーのバックファイヤーによる切断のため、
最新型では形式を変えているようです。)
またこの作業を行うと、組み付けた直後のアイドリング時に、
多少回転がハンチング(回転が上下する)が起こるかもしれませんが、
すぐにコンピューターの学習で元に戻ります。
ちなみに、通常アイドリングが不安定な場合、