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第15話 「サーキットにて その2」

(作成:1997年6月10日 改訂:1997年7月18日)

(TEXT : 大阪の小林 / E36-M3 Coupe)
 第14話に引き続き「YZサーキット」での体験談を中心にお送りします、 お付き合い下さい。


★サーキットでの感想

1.APのブレーキは優秀だった。

E36−M3(3L)と混走したのですが、3.2用のローター+パジットの パッド(レーシング)装着のその車は走行後「パチパチ」という音と共にフロ ントブレーキから白煙を上げていました。
根性なしでブレーキを多用したにも係わらず、APのブレーキはそういう事が 有りませんでした、もちろんフェードも感じませんでした。


2.タイヤの前後バランスに疑問あり。

コーナー進入時にキチッとブレーキング,荷重移動して曲がればそんな事もな いのかも知れません(私のテクニック不足)が、どうもプッシュアンダーが強 く感じられました。3.2LはF:225,R:245のタイヤを履いていま すが、今回のようなサーキットを走る際には3.0Lと同じF:235,R: 235の方が良いのではないかと感じました。


3.タイヤは消耗品

アンダーで曲がらない車を無理にハンドルで曲げるような形になり、フロント タイヤ、特に外側から2本目の角がボロボロに成りました。やっぱりサーキッ トではタイヤは消耗品のようです。ABS効きまくりでしたのでフルブレーキ によるフラットスポットが出来なかったのが幸いです。
でもタイヤは消耗品と言いつつ、金銭的な問題で交換できそうにないのがちょ っと悲しいです。


4.水温,油温の変化

サーキット走行と言っても15分位では水温に変化は見られません。読者の声 にも書き込みましたが油温の方は130℃まで上がりました、走行後ピットに 戻りしばらくしたら何時もの所まで戻りました。


5.燃料消費について

走る前には、リッター2〜3kmしか伸びないのではないかとガソリンを満タ ンにしてサーキット入りと成ったのですが、メーターの動き具合(オンボード コンピューターがあれば正確なのだが)から察するに60km走行してガソリ ン消費量は15Lでした。リッター4kmですか、思ったより燃費は良いです 、スロットルの踏みかたが控えめだったのが省力化に効果的だったのでしょう か、本末転倒のような気もしますが(笑)?


 読者が読みやすい様(ネタを水増しする為という話もあるけど)に第16話 「サーキットにて? その3」に続きます。
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