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第17話 「M3セダン:クルマ紹介」

(作成:2000年1月17日 改訂:2000年1月31日)

(TEXT & PHOTO : wata@M3 / E36-M3 )

初回でもありますし、まずはワタシの乗っているクルマをカンタンにご紹介したいと思います。
M3クーペとは多少異なるところがありますので、そのあたりもお話します。
併せて、自分の感じた印象についても記すことにします。


主な仕様

 ・モデルイヤー:
    1995年式
 ・バージョン:
    EU(イタリア)仕様
 ・ボディカラー:
    アーヴスブルーメタリック
 ・ホイール:
    F7.5J×17 R8.5J×17
    M Contourアルミニウムアロイホイール
 ・タイヤ:
    235/40ZR17 MICHELIN
    PilotSX/MXX3ラジアルタイヤ
 ・エアロダイナミクス:
    フロントバンパースポイラー + 
    リアディフューザー + 
    サイドミラー

エクステリアでは、ボディ形式以外にもM3クーペとはいくつか異なる点があります。
フロントバンパー自体はM3クーペと同じようなカタチをしていますが、良く見ると、クーペに装着されて いるエアダムエクステンション(リップスポイラー)がついていません。
また、M3クーペのサイドスカートには「ひねり」が入っていますが、M3セダンについては「ひねり」なし、 つまりスタンダードのE36セダンと同形状のモノとなっています。
ホイールについても、M3クーペのそれとは異なるデザインのモノが装着されています。
なお、M3(B)クーペのホイールセットは[鋳造10本スポーク:F・Rとも7.5J×17(標準)]または [鍛造5本スポーク:F7.5J×17 R8.5J×17(オプション)]ですが、 M3(B)セダンは[鋳造5穴ディッシュ(?):F7.5J×17 R8.5J×17]となっています。
ちなみにリアが8.5Jであることに気づいたのは、買ってから2年近く経ってからのコトでした・・・。


wata@M3


このクルマを最初に見たときの印象は、「カラーはちょっと派手、ディテイルはちょっと地味かな」といっ たものでした。
たしか95年5月の購入当時には、アーヴスブルー+E36セダンボディといった組み合わせは他に存 在しなかったと記憶しています。
上述した「M3のくせにリップスポイラーなし」「M3のくせにサイドスカートひねりなし」という点は、最初 はちょっとさびしいような気もしましたが、 「『クーペほどにはM3であることを主張させない』というのがBMW/Mのポリシーであり、良心なので あろう」と勝手に決めつけるコトにしました(違うかな?)。
今ではむしろ、そのアンダーステイトメント性が大変気に入っています。


主な装備

・2ウェイ電動スライディングルーフ
・フロント8ウェイ電動シート(ブラックレザー)
・ウッドパネル(センターコンソール/グローブボックスパネル/アシュトレイ/インナードアグリップ)
・ウッドシフトノブ+パーキングブレーキレバー
・リアローラーブラインド
・リアセンターアームレスト
・車速感応&時間調整式間欠ワイパー
・ヘッドライトウォッシャー
・キーホールヒーター
・マルチインフォメーションディスプレイ

インテリアでM3クーペと決定的に違うのは、そのシート形状です。
いわゆる「M3シート」が装着されていないのです。
M3セダンのシートはどうやらスタンダードのクーペと同形状のようであり、スタンダードのセダンより若 干「彫りが深い」モノとなっています。
自分では「M3シート」はセダンボディには似合わないと思っていたので、ルックス的には満足していま す。
しかし、ワインディングを走るとまったくカラダをサポートしてくれません・・・
(走ったときの印象については、別の機会に報告したいと思います)。
ちなみに「M3シート」はM3クーペのみの設定であり、標準でファブリック、オプションでレザーを選択 できるようです。
M3カブリオーレとM3セダンには上述のシートが設定されており、レザーがデフォルトとなるようです。
とはいえ、オーダー次第でいかようにもできるのだろうとは思いますが。


wata@M3


あと、ウッド関係がそこここにセットされています。
詳しくはわかりませんが、どうやらM3セダンのインテリアはウッドのパネル+シフトノブ+パーキングブ レーキレバーが標準となっているようです。
「レザー+ウッド」を標準とすることで、3シリーズでありながら高級感を醸し出そうとしたのでしょう か・・・。
自分の中では「3シリーズ=シンプル&スポーティが身上」と決めつけているので、あまりウッドは好 みではありません。
・・・とかなんとか言いながら、わざわざ替えるほどのことでもないのでそのまま現在に至っています。


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