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第２６話 「本編２『モディファイ：スピーカ』」
（作成：２０００年２月２５日 改訂：２０００年３月８日）
（TEXT & PHOTO : 宮田 / E36-M3 Coupe）
続けてスピーカです。
これもHIDと同じときに旧宮号から移植しました。
BMWの場合、トレードインスピーカ付ける場合に
注意しなければならないことがあります。
・・・というのはBMW純正オーディオに詳しい方から聞いた話ですが、
BMW純正のヘッドユニットを活かす場合、ヘッドユニットと純正スピーカとの間に
介在するイコライザアンプが、BMW純正スピーカに合わせて
セッティングされているとのことなのです。
つまりイコライザアンプを交換すれば別ですが、スピーカだけを社外品に交換して
も、スピーカが持つ本来の鳴りにはならないということのようです。
（なんで純正はこんな迷惑な構成にしてるんだっ！って言いたい！）
また、E36-328iや///Ｍ３の場合、一応カタログ上では「HiFiスピーカシステム」
なるものが標準装備されてますが、6スピーカのくせして定位しないわ、音像はボヤ
けるわ、ステレオ感はないわで、どこがHiFiなんだ！って言いたいショボイ音であり、
まだ2万円くらいのCDラジカセの方がいい音が鳴るのが実情だと思います。
それと余談ですが、スピーカだけ社外品にした場合、
社外スピーカが持ってる守備範囲の周波数域が純正イコライザアンプの方より狭い
と、最悪の場合、ツイーターとかがが壊れる恐れもあるようです。
（これはオーディオの世界ではごく自然なこととなってます。）
新宮号の場合（旧宮号のときもそうでしたが）、次の大命題がありました。
●純正ヘッドユニット、純正CDチェンジャー、純正イコライザアンプを活かす。
・・・ということから、を純正オプションカタログに載っている
ブラウプンクト社の“CAR MAGIC”スピーカを選びました。
（E36セダン／クーペ用フロント／リアセット品番：9064 0437 368、
標準価格：6万円、工賃別）
ブラウプンクト社はBOSCHグループの一員でこのCAR MAGICはBMW専用として
開発された商品のようです。
CAR MAGICの場合、フロント／リアとも2ウェイになり、
リアスピーカ／フロントウーファースピーカの位置は変わらないものの、
フロントツイータースピーカはドアミラーの内側になり、
フロントのドアにトレードインされているスピーカ（328iや///Ｍ３では左右2個ずつ）
は使用しなくなります。
・・・で肝心の音の鳴りですが、実際に聞いて頂ければ、標準装備されている
HiFi（と呼ばれている）スピーカシステムとの鳴りとのの差が歴然が分かって頂け
ると思うのですが、
あえて音を文字で表現すると．．．大変難しいのですが、純正と比較すると、
●音が明瞭になり、全体的には艶やかで透明感のある音になる。
●高音の伸びがよくなり、低音の響きが豊かになる。
●音像の定位感、ステレオ感がハッキリと分かるようになる。
となり、トータルとしてコストパフォーマンスの高いのではないかと思ってます。
どこかのオフミでお会いできる方で興味のある方は視聴してみてください。
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