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第85話 「本編34『エアコン高圧側ユニット総交換』」

(作成:2006年9月25日 改訂:2007年3月16日)

(TEXT & PHOTO : 宮田 / E36-M3 )

エアコンの高圧側のユニットを新調した。

12ヶ月点検を終えた6月末の快晴のとある日・・・エアコンの冷気が弱いことに気付き、 iDingにてガスチャージを してもらい、そのときに「たぶん漏れてるよ。でも一回様子見だね。」ってことにしておき、 夏を過ごせればなんとかなるかな。…と安易な考えでいたのだが。。。

案の定、8月のお盆過ぎのある日に、BMW仲間のikeさんと軽いツーリングを したのだが、始動時からまた冷気が出てないことに気付いた。

冷気が出てないだけでなく、フロントウィンドウがやや曇ってきている。

ありゃ〜! こりゃダメだなぁ。。。って思っても、ツーリングは始まってしまっているので、窓全開。

早朝の山間部のツーリングで涼しさも幸いし、エアコン無しでもなんとかなったのだが、 帰路の高速道路でスコールのような雨。

窓を開けてられないので閉め、最後のパワーを!…みたいにエアコンをフルパワーにするが、 その甲斐虚しく窓の曇りは広がるばかり。

高速泥道路の雨は抜けたものの、こんどは猛暑。

窓全開にして首と頭にタオルを巻いて黄色の///M3を運転するオヤヂ。

周りから見るとかなり怪しかっただろうと思う。

そんな状態になってしまったので、後日iDingへ。

いろいろ診てもらったところ、エアコンコンデンサに飛び石のような跡があってそこから漏れているのと、 リキッドタンクの出口?のジョイントのところからもガスが漏れてる形跡があった。

とりあえずまたガスチャージをして、微弱モードで使用し、必要な時期にまたガスチャージ…という騙し騙しで 誤魔化して使うことも可能なのだが、今回みたいな突然の雨のときに効かなくなるのはツライ。。。

よって、コンデンサを含む高圧側(コンデンサ、リキッドタンク、エクスパンションバルブ、他ジョイント部)を総取替えすることにした。

しかし運が悪いことに、BMW Japanの国内在庫にコンデンサがない(夏場は定番のトラブルらしいので在庫が一気になくなる)…とのことで、 BMW Japanからも本国発注中になっていた。

入庫してた宮号を一旦引き上げるが、 エアコンが効かない状態で夏場運転するのは、若くない自分にはツラすぎるので、しばしのお出かけ自粛モード。

待つこと2週間。部品が入荷したとの連絡を受け、再入庫させにiDingへ。

他の作業もお願いしてしまったので約一週間かかってしまったが、なんとかミチノクオフミの前に仕上がり、 オフミには快適仕様で参加できた。

井出社長に聞くと、エアコンを構成している部品は消耗品で、早いと5年、遅くとも10年くらいにはダメになってくるとのこと。

宮号は順当?な時期だったのだが、エアコン部品の交換はとても値段が高く感じる。

同じ値段なら家庭用の6畳間くらいのエアコンなら何台も買えてしまうかも。。。

…とはいえ、快適性を損なった車には自分の車でも乗りたくないので、仕方ないところだろう。


M3



画像はミチノクオフミで 並べて撮った今最も旬な中橋会長320si号。

宮号は快適仕様に戻ったが・・・E36型は旧さを感じるなぁ。。。

それと、E90のM-Sportではビビっとこなかったけど、中橋会長号は見れば見るほどに魅き込まれていく。。。
これが標準仕様だったらいいのに。。。(^^;

エアコンの原理と仕組みの参考サイト
 http://www2.ocn.ne.jp/~kim-cam/eakon-sisutemu.html

 http://www.golddenki.com/acgenri.htm

 http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-ngt/mainte/elec/AC_troubule_shooting/index.htm



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