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第90話 「本編39『ボディカバー新調』」
(作成:2007年10月28日 改訂:2007年11月14日)
(TEXT & PHOTO : 宮田 / E36-M3 )
一週間は24時間 × 7日 = 168時間あるのに、自分のM3ライフは週末のみ使用
で実際に乗ってるのはせいぜい数時間。 乗らないまでも好天の週末くらいは鮮や
かな黄色のボディを眺めていたいので、1.5日くらいは表に出しているけど、残り
の130時間以上はただの置物状態。
・・・とはいえ、乗るときに出来る限りキレイなボディを保っていたい、そして
その状態を永く維持し続けていたい・・・という思いは変わらない。 それを実現
させる手段としてカーマ
インのType-N
という高品質な屋外用の
ボディカバーを使い続けてきた。
しかし、そのカバーも数年が経過し、ボディのヤレを守った分、カバーそのもの
のヤレが目立つようになってきたのと、iDing
リアウィングを装着しリアの嵩が増え、カバーをかけてもリアの裾までカバ
ーが届かない状態になったので、新調することにした。
カーマインの吉野社長に概要を電話で話すと、「改めて型取りするので、都合の
いい日に来てください。」とのことで、日程調整して伺った。
以前に製作したときはリップスポイラーも現状とは異なるモノのだったので
、今回、フロント/リアとも宮号専用として特別に型取りしてもらった。(ふだ
んはワンオフでは型取りしないらしいのだが、宮号の場合、同車で2枚目というこ
とで特別にして頂いた。)
その型取りしている様子を紹介したいけど、そこがノウハウの詰まった企業秘密
ということで、オフミとかで興味のある方がいればコッソリとお話しできればと
。(笑)
しかし、他社の方法で製作されるものより、さらにジャストフィットするように
した型取り方法で、自分はその工程を間近で見てて、製作前から期待できるモノ
になるというのが、ヒシヒシと伝わってきていた。
また、前回はType-Nだったが、今回はHPには載ってない・・・さらに上位のType-NF
という素材があるとかで、ボディコンディションをより保つためにそれを使うこ
とに。
さらには、「前回はBMW
おたっきーずの記事、また今回はType-NFにして頂いたこともあり、特別にボ
ディカバーに好きな文字やロゴを入れて差し上げましょう。」との提案を受け、
思い切って
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
:
・・・ハイ!
これは、あくまでも個人の好きで行い、iDingの商品ではなく、且つデータは自分
で用意するということで、iDing井手社長から許可を頂いて実現したものです。
スカイブルーのボディカバーの先端で輝くシルバーのiDingロゴ・・・屋外に停め
ておく車に掛けるのが勿体ないくらいです。(爆!)
そして最もこだわったのがリアウィング部分。 形状からいくと、リアウィンドウ
の途中からリアウィングの高さにかけてほぼ水平に製作するのがセオリー?らし
いのだけど、カバーを掛けててもリアウィングの形状が分かるようにしたい。と
いう自分の無理なリクエストを汲んで頂き、このようになった。
ジャン!
他にも、Mミラーは左右で形状が若干異なるので、ミラーの袋になる部分の大き
さも左右で変えてもらったり、地面から雨粒が跳ねたときにカバーが汚れないよ
うに裾の高さを宮号の車高に合わせ調整してもらったりとか、細かいところまで
のリクエストにも応じて頂いた。
そんなこんなで完成した全体像。
カバーをしててもE36型Coupeの美しいラインが浮かび、この姿だけでも改めて惚
れ込んでしまった。
自画自賛の自慢モードに入ってしまうが、宮号のボディコンディションは実動す
るE36型BMWで自称日本一といっても過言ではないくらい状態がイイと思い込んで
いる。(爆!) ←実際にディーラでも「このままショールームに置けるクオリティ
。」とか、2年前までお世話になっていたコーティング業者からも「素晴らしいコ
ンディション。」と言われたり、またカーマインの吉野社長からも「とても9年経
過したボディとは思えない。新車と言われれても疑わないくらい。」とのお言葉
を頂いた。
今は月一か2ヶ月に一回程度の自分で施工するコーティングのメンテをする程度し
かしてないが、何よりもボディカバーによる紫外線カットや遮熱の効果が大きく
、それによるヤレがほとんどなかったんじゃないかと。
また、その遮熱効果のその恩恵なのか、年数を経たE36型で多発する天井内装のラ
イニング剥がれや浮きが未だに発生していない。(ライニング剥がれは熱による
接着剤の劣化によるものと考えている。)
カーマインのボディカバーは、汎用品やディーラ純正のボディカバーに比べ高価
だけど、宮号のボディ状態を保ってきたこともあり、決して高いとは感じない。
(むしろヤレたボディを再生させる方が、その何倍もかかる。)
永く乗るには機構系やブッシュ類のメンテはもちろんのことだが、ボディがヤレ
ないようにすることも大切だと思う。 クルマの表面/中身の両方のメンテをしつ
つ、Eg.も高音域がハモるように歌わせ鍛えていくのが宮号と永く付き合っていく
コツだと信じているので、それを続けていこうと思う。
そして、このボディカバーの記事が10月26日発売のGENROQ誌2007年12月号に掲載
された。
もうほとんどのクルマ雑誌でE36型は掲載されなくなったが、旧いクルマとはいえ
、自分のクルマのだけのことで1ページ分掲載されるのは、とても嬉しいものです
。
【※】メンテ記事以外のオフミ情報や他車種の雑感や試乗記、他いろいろ思った
こと感じたことなどを
ブログにして綴ってますので、よかったら見にきてください。
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