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第5話 「クラッシュからの復活なるか?Vol.3」

(作成:1997年5月17日 改訂:1997年7月12日)

(TEXT : にゃんこ先生 / E30-323i)
 ゴールデンウイークが明け、修理工場へM3Lookちゃんのお見舞いに行って 来ました。 久しぶりに対面したわが子は、傷口は治療が開始されていないので痛 々しく、ボンネットを開けたままの姿で横たわっていました。
 開けたままのボンネットから中を覗くと、確かにフレームが曲がっています。
 工場の人いわく、「たぶん2センチぐらいは前が縮んでいるでしょう。
 初期型E30は、牽引フックがフレームへ直に溶接されていて、 そこをヒットするとすぐにフレームが曲がります。
 後期型だったら、フックはねじ込み式で普段は外しておくので、初期型に 比べればフレームまでのダメージは少なくなるが、その分グリルやボンネット等の 上側への被害が多くなるでしょう。
 下手するとラジエターも潰れちゃうかも。」とのこと。
 う〜ん、どっちにしろ被害は重大じゃないかぁ!(;_;)

 前からわが子の気になっていたところ「サビ」も結構たくさん出ていることがこ の事故で判明しました。サンルーフの溝には塗装の下からサビが浮き出てきている ことは、ルーフアンテナを自分で付けた時に発見していました。
 FRP製の後付けブリスターフェンダーも、所々剥がれて来ていたので、 きっとその部分はサビが発生していると覚悟はしていました。
 ところが、剥がれ落ちたフェンダーの、まだしっかりと接着されているはずの 部分までしっかりとサビが出ていました。
まだ腐っている状態ではありませんでしたが、そうなるのは時間の問題。しっかりと塗 装されている部分のルーフの溝だって、きっとかなりひどい状態なのでしょう。
この状態では、どこにサビが隠れていてもおかしくはありません。
 以前のオーナーのボディ管理があまり良くなかったことに加え、M3Lookへ の手術が行われた時の手抜きも良く分かりました。
 サビへの対策が全く行われていないし、FRP張り付けや、塗装もかなり手抜き。
 前から気になっていましたが、きっと塗装は旧塗装を全くはがさず、 ただ上から吹き付けただけの仕上げ。
 なんだかここまでひどいと、この車を直して維持していくことが、とても大変な ことと思えるようになって来てしまいました(;_;)。

 とりあえず、工場の担当の方には「直すかどうか1週間答えを待って欲しい。」 というのがやっと。
 直すのなら今回の修理代以外にもかなりの出費を覚悟しなければなりません。
それも、チューンアップの為では無く、現状維持のために....。
でも、新しく車を買うのもかなりの出費(;_;)。
 でも、迷っていたり悲しんでいても先に進みません。
 とにかく、新しい車も検討してみましょう。

次回は、「とりあえず次の車を見に行ってみるかぁ!」の巻だよっ!(^_-)-☆
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