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第10話 「何が飛んで来るかわからない!」
(作成:1997年10月3日 改訂:1997年11月6日)
(TEXT : Tetsu / Alpina B6-2.8 Touring)
1.なぁ〜んだ,大したこと無いじゃないか!
ある日,妻を助手席に乗せてR246を走っていた時のことです。
前方のクルマとの車間距離が10m程度で,速度は時速60キロ程度だったでしょうか。
すると,突然,前方のクルマの下方から,私の大切な大切なB6目掛けて何やら飛んできたのです。
その瞬間,私は「なぁ,なぁ,なぁんだー!」と,妻は「なぁ〜にぃ,いまの?」と
雄叫びをあげました。
どうも,ボンネットに当たり鈍い音をたて,後方に去って行ったように思えます。
その飛んできた物とは,30cm位の長さの角材だったように思えます。
ボンネットとルーフにキズが無いかが心配です。
そこは,伊勢原から秦野へ向かう下り車線の上り坂で,交通量も多く路肩に
クルマを停めることが出来ません。
次の交差点を曲がったところで,クルマを停めて,ボンネットとルーフを確認することにしました。
ボンネットの中央付近に当たったように感じたので,その部分を見ると・・・
かすり傷一つありません。
ルーフ全体も見渡しましたが異常ありません。
「なぁ〜んだ,大したこと無いじゃないか!」と胸を撫で下ろしました。
そして,そのまま,秦野中井ICから東名高速の下りに乗り,富士ICで降り北上。
2.なぁ,なぁ,なぁんだこれ〜
その日の午後になって,○○高原の駐車場で,スペアリブを囓りながらB6に近づいて行くと・・・。
ボンネット先端のエンブレムの左側に,名刺大のうっすらとした汚れが目に入ったのです。
よくよく近づいて確認すると・・・ガーン!!!
凹んでいました。ボンネットが。
名刺大のキズの左側に,小指大の凹みがありました。
先週,修理から戻ってきたばかりなのにぃ〜。
3.ディーラへ直行
ディーラに電話を掛け,サービスのS氏に事情を話し,東名高速で100キロ先の
ディーラへ直行する事にしました。
ディーラに着くと,サービスのS氏,そして営業のMちゃんのスーパーコンビ(?)が
B6を見て苦笑いです。
S氏が言うには,板金塗装が必要で修理費は10万円オーバーとのこと。
4.4者会議
気を落ち着けるために,ショールームのテーブルにて,S氏,Mちゃん,妻,そして私の4人で,
今後,このB6をどうするか検討をしました。
案1:納車してから毎月毎月修理費を払わなければならない運のない
B6を売り払ってしまう(妻の案,こわ〜い)。
案2:このまま,修理せずに乗る(こんな事は絶対に許せいないので,ボツ)。
案3:実費で修理する(あ〜ん,もう金がねえよぉ)。
案4:落下物による損傷ということで等級据え置きで保険で直す。
但し,免責5万円(S氏の案,おぉ,妥当な案)。
案5:このまま,ガレージにしまって鍵を掛け,
そのキーをディーラで預かってもらい,これ以上修理費が掛からないように
する(じゃぁ,B6買った意味がねぇじゃねぇかぁ)。
案6:運のないB6から,魅力的なZ3に乗り換える
(ツーリングからオープンじゃぁ,荷物が積めなくなるなぁ)。
案7:寒川神社で,B6におはらいをしてもらう(Mちゃんの案,必須です)。
と言うように,貴重な案(?)が出そろいました。
最終的に,案4→案7を実施する事になりました。
5.さぁ,いつから修理
いつから修理に掛かるかですが,その前に代車が欲しいというのが私の望みです。
そしたら,なんと今回は,S氏の御厚意により○○○を代車として貸して頂ける事になりました。
代車の都合上,B6のドック入りは10/11からと決定,一週間程度で直るとのことです。
次回は,修理後のお話をさせていただきます。
P.S.
メンテコーナー,修理ネタばかりで辛いっす。
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