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第17話 「センターシャフトに・・・!」

(作成:1998年12月24日 改訂:1998年12月24日)

(TEXT & PHOTO : Tetsu / Alpina B6-2.8 Touring)

第16話にてリフトアップした際に,クルマの下を覗いてみると,思いがけない不具合が目に入りました。
エンジンからデフにパワーを伝えるセンターシャフトに,何かと擦れた跡があったのです。
センタートンネルに貼ってある防音材(だと思います^^;)が,経年変化により垂れてきて,センターシャフトに当たっていたのです。

さて,この症状に対して,どの様に対策したかをお話します。
センターシャフトの触れている防音材を,自作したスティールプレートにより押さえるようにしました。
これにより,センターシャフトと防音材との間に十分な間隔が確保され,センターシャフトが擦れることは無くなるはずです。対策した後200キロ以上走っていますが,プレートが落ちる等の不具合は発生しておらず,対策は成功と判断しています。

最後に,今回の不具合についての感想です。
ディーラーでリフトアップされても,クルマの下回りをユーザーに見せてくれる事なんて無いですから,今回リフトアップして発見されなかったら,このまま放置されていたと思います。
僕のクルマに限らず,すべてのE36に発生する可能性があると思われるのですが,ディーラーでは認識しているのでしょうか。気になります。
今までどちらかと言うとディーラー任せにしてきましたが,今回の事で,時々リフトアップして普段見えない箇所も自分の目で点検することの重要性を知りました。



【フォト1】
これが対策前です。
分かりますか?何とセンターシャフトが擦れてい,一部色が変わっています。
センターシャフト・フォト1
【フォト2】
これが対策後です。
防音材を自作のスティールプレートにより押さえつけました。
センターシャフトと防音材の間に隙間が出来ました。これで安心です。
センターシャフト・フォト2


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