ＢＭＷおたっきーず！ＢＭＷメンテナンス

筆者紹介

（作成：１９９７年５月１７日　改訂：１９９７年７月１０日）

（TEXT & PHOTO : YOSHI / E36-323i）

今度、メンテコーナー12を担当することになりました「YOSHI」です。

５月１日の筑波オフに、慣らし終了直後の全くノーマルの３２３ｉセダンを持ち込み全開走行を試して見て、その潜在的なポテンシャルに驚いたこと、Ｍ５２オールアルミエンジブロック搭載車のメンテコーナーが無いのは「オッタキーズ」としては寂しいということで、このコーナーを担当させていただきます。
よろしくお願いいたします。

自己紹介

１９６３年１月　福島県磐城市生まれの茨城の片田舎育ち。山羊座のＯ型。現在、建設会社の設計本部に勤務するサラリーマンです。（実は、コンピューターには弱かったりする）

中学時代は、ご多分にもれずスーパーカーブームにまんまとはまり、お休みの日にはカメラを持って自転車であっちゃこっちゃとと出歩いていました。

しかし、悲しいかな茨城の片田舎、環８なんかと違ってスーパーカーがおいそれとは走っていません。そこで意を決して、母親の実家に出かける度に車の中から見ていたロータスのスーパー７が置いてある自動車屋さんまで、雨の中電車に乗って出かけました。

自動車屋さんのおやじさんも雨の中てくてく歩いてきた中学生をむやみに追い返すわけにもいかなっかたのでしょう、いつも閉まっているガレージのシャッターを開けてくれました。ガラガラガラ、シャッターが開くとジャーン、漫画の中でしか知らない車を初めて見て大感激！！。その車とは？。

なんと『２００２　ｔｕｒｂｏ』だったのです。ぴかぴかのシルバーのボディにごっついオーバーフェンダー、赤と青のストライプ。フロントバンパーには、ｔｕｒｂｏの逆さ文字。
「かっこ～いい。」この時の強烈な印象がいまだに頭の片隅に残っているおり、ＢＭＷオッタキーズの一会員である今があるような気がします。

その後２０歳で免許を取り、現在まで５台乗り継ぎました。車歴としては、ＳＵＢＡＲＵ　レオーネの４ＷＤのＭＴ（４年）、モデル違いのレオーネ４ＷＤのＭＴ（２年半）、シビック２５XのＡＴ（５年半）、Ｅ３０の３２５ｉＡ４（10カ月）、Ｅ３６の３２３ｉセダン（現在８ヵ月で進行中）の順。
えっ？「何で、３２５はたったの１０カ月なのか？」って、それは、それは（T_T）。

ＢＭWを除くと一番印象深いのが最初に乗ったレオーネでしょうか。当時としては画期的なアルミシリンダーブロックの水平対向エンジンにパートタイム４WDのＭＴで、パワステ無し、重い重いハンドルとクラッチの操作に耐えながら一日往復１００kmを走ってました。
この車、４ＷＤにするととにかく曲がりません。そのくせ、かなり低い限界を超えるとアンダーが一転してのオーバーステアーに切り替わり、助手席の人間にギャーと叫びばしたことが一回（この時は無事）、カーブを曲がっていたはずなのに何故か目の前に崖が迫ってきこと一回（この時は・・・）、といった学生時代でした。

しかし、スーパーカーブーム中での０２turboとの遭遇そしてまた初めて乗った車がアルミエンジンという私が、アルミエンジン搭載のＢＭＷのメンテコーナーを担当するとは、めぐりあわせでしょうか。なにか因果を感じてしまいます。

以降、このコーナーでＥ30時代の話と３２３の購入、購入後のロードインプレッション、ノーマルでの筑波サーキット走行、サーキットを走ってからメンテ情報などお伝えしてきたいと思います。 323i

[メンテ１２]　（次→）