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第6話 「E30−325iカブリオレを選んだ理由」

(作成:1997年8月4日 改訂:1997年8月21日)

(TEXT : DAB / E30-325iカブリオレ)
車所持を考えずその時々の気分に応じた車をレンタルして過ごしていた頃、維持を 考えない気安さからオープンカー(シティカブリオレやプジョー205CTi)も レンタル。
その時からもうオープンカーの虜に(=オープンウィルスに感染)。
何が魅力って、その圧倒的な開放感・そして風の心地良さ。周囲の環境(自然)を 常に感じ、風に包まれて走る。もう最高!
トンネル走行を“うるさい”と表現している人もいる様ですが、私にしてみればあ の反響音だって面白さの1つかな(完全にオープンウィルスに犯されている?)。
60km/hくらいで巡航するのが一番心地良いものだから、スピードを出したく もならない。

さてここまでオープンカーに参ってしまいながらも、車を所持する事についてはま だしばらくは冷静に見合わせ・・・。
ところが、バブルの頃にとうとう心変わりを起こしてしまったのです。
(妻の同意はちゃんと得たよーん。)

さすがに購入となれば、「雨漏りなんかしないよな」とか「幌の寿命は5・6年だ ろうからその都度の張り替え代が大変そうだな」とか、「開放感はオープンの方が圧倒的に上だ けど開閉の気軽さはサンルーフの方が上(幌の開閉は停車中でないと出来ない)だよな」と か、一応は考えはしました。
しかし、あの開放感を捨てる事など出来ません。
また、「買うなら後部座席がまともなものを(+2程度は×)」という条件を妻が提示。
そこで「4人乗りオープンカーで(3人家族だから)、且つきちんとした後部座席があるもの」と いう条件で車選びを開始。

その当時(91年)の4人乗りオープンカーは中古を含めても、国産でセリカ・シ ルビア・ファミリア・シティ等、輸入車でWVゴルフ・プジョー205・BMW3・サーブ900 ・ベンツCE・クライスラールバロン等くらい(現在はもう少し選択肢が増えたかな)。
このうち国産車は後部座席が+2程度なためにすべてボツ、ゴルフとプジョーも同 様、ベンツCEは値段が高すぎでルバロンは好みでない等と切り捨てていくと、もうBMWか サーブくらいしか残らない。
BMW3とサーブ900ははぼ同価格で、ならばBMW(のスタイル)の方が好み かなということで、BMWに決定!。
新車(320iC/470万円だったかな?)はちょっと予算オーバーということ で中古車を探すと、これがタマ数が無い。ディーラーもほとんど持ってない。
それでも何とか325('89)と320('89)を発見。どうせ買うなら後悔しない様に と325を選択。
なぜなら出力・トルクは言うに及ばず、ABS・プログラムセレクター付きトラン スミッション・後席ヘッドレスト・シートヒーター (あっ、これだけは325と320の違いじゃないか) 付きでほぼ同価格、欠点といえば自動車税と第三京浜の通行料がちょっと高いくらい。
ならば325でしょう。

[余談ですが、E30を買うなら88年式以降を選んだ方が良いらしいです(どっ かのディーラーさんの言)。 最終型だからということでしょう。カブリオレも機関に付いては同様ですが、ボデ ィは90年頃まで前期型(メッキバンパー)というのが面白いですよね。(因みに 、私の好みは前期型ボディー)]

この選択は、もう大正解。
幌の収納はスマート、心配していた雨漏りも殆ど無い (豪雨の時、希にサンバイザー伝いに数滴滴れる事がある)。
きちんとしたトランクスペース(セダン系と比較すれば小さいけれど)は、やっぱり便利。
おかげで、6年経った今でも乗り換えなんて全然考えられない。

あっ、話は変わるけど「オープンは注目されるからちょっと・・・」なんて思って いる人いません?。
でも、実際には周りはそんな注目なんてしていないと思いますよ。
(買ってからの感想)

さて昔のことを思い出しながら書き綴ったけれど、次は一体何を書こう・・・。
次回のお楽しみ!

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