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第１話　「ＢＭＷ購入計画発動！」

（作成：１９９７年９月１７日　改訂：１９９７年９月２７日）
（TEXT : そえそえ / E39 528i ）
みなさん成田空港にＢＭＷが常時展示されているのをご存知でしょう。わたしもあ れを見てはまった一人です（現在は528ツーリングが展示されています）。しばらく はレーシングカートに忙しくＢＭＷを買う余裕はなかったのですが、今年の春、つ いに妻の口説き落としに成功！ E39購入にＧＯサインがでました。
まず雑誌での下調べから始まり、ウキウキ気分のディーラー回りの始まりです。

＜東名横浜1日目＞
入って車を見ていると営業さんが寄ってくる。５２８と５２５の試乗をお願いする と即ＯＫの返事。ただし試乗に付き合ってくれるのは別の営業さんだった。
受け付けで名前を書いて５２５の試乗開始。こんなもんかな。続いて５２８の試乗 。やはりこっちのほうがぜんぜんパワフル。たった３００ｃｃでこれほど違うもの か。きれいなウッドの内装とホイールデザインの違いもあり気持ちは完全に５２８ 。見積もりを書いてもらう。やや予算オーバーなので参考に５２５の見積もりも書 いてもらう。営業にはサークルの友人のように扱われ、客を客と思ってないような 感じ。あまり好感は持てない。値引きの方もいまいち。交渉の途中で一度出した値 引きを引っ込め代わりにＣＤをつけるなどと言い出す。いまいち信頼できない。と くに急いではいないので再度出直すことにする。

＜東名横浜2日目＞
先の営業から高速試乗しませんかと電話がかかってきたので、それならばと出かけ る。試乗は525だったが高速安定性と乗り心地はすばらしい。さすがＢＭＷと感心し てしまった。しかし営業の態度と値引きには改善なし。すぐ買う必然性はないので 、アプルーブドカーを含めてもう少しいろいろ見てみる事にした。

＜青葉アプルーブドカーセンター＞
希少なE39−528のアプルーブドカーを発見。試乗は不可だったが、ワンオーナー車 で見た感じ程度も良好、半年落ち、走行5000km、レザーシートとフリーウェイ付で52 5万というお買い得なもの。色が気に入らなかったので思いとどまる。

＜綱島モーター＞
都内にある有名な並行輸入業者。ここの駐車場にシュニッツアーＬＯＯＫの左Ｈ， ６ＭＴ，ＵＳＡ仕様の５２８の展示車があったがさすがにかっこいい。値札からの 値引きは当然のようになし。よって値段的には同様のオプションを付けるとディー ラー車と50万ほどしか違わない（彼らも現在の為替レートでは商売にならないと認 めていた）。フリーウェイもなし。アフターフォローも期待できなさそう。どうし てもＵＳＡ仕様が欲しいわけではなかったのでここで買うメリットなしと判断。

＜メトロポリタン中古車ショールーム＞
希少なE39−528のアプルーブドカーを発見。コンフォートパッケージ付で500万ちょ っと、ただし元ディーラーの試乗車で内装には少し傷みがある。試乗をお願いする と快くＯＫの返事。内装以外には問題はなさそうだ。しかし気分的に試乗車にはち ょっと抵抗がある。

＜メトロポリタン戸塚ショールーム＞
私を担当してくれた営業のＳａｋａｉ氏がとても丁寧で知識の豊富な人だったので 、最初から本音をぶつけてで突っ込んだ話しをする。Ｓ氏はメカの事からディーラ ーの裏事情までいろんな事を実に良く知っている営業さんで、私の無理な要求の大 部分を、様々な”技”を用いて予算内でまとめてくれた。こういう事もあるのかと ビックリ。（例えば0.9%特別ローンを3.9%の通常ローンにしたら現金でいくら引け るとか、翌月に始まるキャンペーン価格を前倒しして適応する、余計なキャンペー ン品を外して値引きにするなどなど。色や装備は限定されるが長期在庫車やキャン セル車という手もあり、その場合はさらに値引きが増えるらしい。色が気に入らな くて残念。）このディーラーは新営業所を開設予定であったが、その予定地が家の すぐ近所というのも安心できる。おまけにその営業さんも新営業所に移るとのこと 。メンテ方面でもメカの人を紹介してもらい新営業所で責任をもって対応するとの こと。ここまでしてくれると買うしかあるまい。翌日購入を決定した。

というような推移で、最終的にメトロポリタンでお世話になることになりました。
決め手は
１。営業さんがしっかりしている（頼りがいがある）
２。家のすぐ近くに大規模な新営業所ができる（メンテナンスが楽）
３。値段的に予算の範囲に収まった（正確に言えばちょっとはみ出したが、ご愛嬌）
でした。とくに1番のポイントは高く後にこの判断は間違ってない事が証明される事 になりました。
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