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第53話 「100キロ振動のその後」
(作成:1999年5月10日 改訂:2000年5月31日)
(TEXT : E39EXE3 / E39 528i)
100キロ振動と戦って2年の月日がたちました。
この間 そのことでいろいろな出会いが出来て100キロ振動にも感謝しなければ
ならないかも知れません。
結局、車を買い換えるまで直ることはなく、歓びなど感じない不便な2年でした。
少なくとも 私が試乗したE39は車体振動、ハンドル振れは多かれ少なかれ発生しています。
540でも同様です。
長い道のりでしたが今は快適で幸せなカーライフを送っております。
それはふとしたきっかけで始まりました。
友人がある車に乗って別物というのです。
そして買い換えたいとも。
私の知見ではそのような改造車のイメージはコスト的に見てあまりよいものでは
ありませんでした。
しかしそんな話を耳にしたらいてもたっても居られないのが私です、気がついたら
ディラーに540とその車の試乗を最短でお願いしてました。
聞く 読むは私の知見にはならないのが基本な私 まずは体験してなんぼです。
これはすべてに対して私のスタンスです。
そして試乗です。
とにかく別物です。
全てにおいて洗練されていました。
もちろんどの速度域でも不快な振動は感じません。
まさに氷面を滑るようです。
そしてあらゆるところがスムーズです。
もちろんきしみ音等ありません。
こんな気持ちがいい車は人生始まって以来の経験でした。
百聞は一経にしかずです。
即ち経験しなければわからないもんです。
考えるひまもなく助手席にに乗っていたカミさんの薦めもあって気がついたら注文書
に判を押してしまいました。
納車されたのはアルピナB103.2です。
試乗車と変わらない期待を裏切らない車でした。
これで2000キロ走りましたが、ほんとうに手足のように扱えてそして快適です。
高い買い物でしたが後悔してません。
これで100キロ振動とも決別しました。
タイヤを4回も替えて、アライメントやホイール交換等今では馬鹿らしくも懐かしい
出来事です。
あまり参考にならない結末ですが、つまりそういうことであり、そういう事しか
なかったのです。
お声をかけていただいたみんさん、今までほんとうにご声援ありがとうございます。
今度はアルピナの200キロでの振動でメンテしたいと思います。
というのは冗談で全域フラットですからご安心を。
またメンテで合えることを楽しみにしております。
これで私のメンテ16は終わりです。
次回機会があればE39アルピナB10でのメンテに登場したいと思います。
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