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第11話 「足回り編〜ショック交換」
(作成:2000年7月5日 改訂:2000年7月6日)
(TEXT : ベア / E36 318iS )
これまでのメンテでご紹介してきたように、isのサスは「SACHS Sporting-Set」に
交換しています。
しかし40,000kmを過ぎたあたりから、ヘタリ具合が気になりだしました。
「そろそろ交換時期だよなぁ〜」と思っていたこともあって、気分一新!いろいろ
(?)と交換することにしました。
選んだショックは“3Dデザイン”からリリースされているものです。
ご存知ビルシュタイン製ショックをベースにしたもので、バネ下重量を軽減に有利な倒立タイプに
なっています。
通常のものに比べ、リアのピストン径が太く、剛性も大幅アップなはずです。
バネは、SACHSのそれをそのまま使うことにしました。
ショック交換に合わせ、同じくヘタっていた「アッパーサポート」「ロアアームブッ
シュ」も交換しました。
足回りを強化しているのにブッシュがノーマルじゃあね〜、ってことでM3用を使用しています。
ノーマルのアッパーサポートに比べてキャンバーが増していますので、安定性にふっ
たかたちになるのかな。
まあ、なんにせよショック交換だけしてもダメなわけで、こういったゴム部品の交換が、
実は一番効果でたりします。
走りだしての感想ですが、いいです!バタツキ感がないです。
SACHSのサスがヘタってきていたので、乗り心地が良くなるのは当然なんですが、
思った以上に“しなやか”です。
「倒立サス」と聞いて、けっこうハードなイメージがあったのですが
SACHSのものに比べ、許容量が大きいというか、懐の広さを感じさせる?とでも申し
ましょうか。
また、ハードブレーキング時のノーズダイブが格段に解消されています!
ピストン径のアップによって、リアサスの伸びに対する粘りや剛性をアップさせてい
るからです。
峠でもタイトコーナーのダウンヒルが好きな僕にとって、これは非常に重要なことです。
思い切って走りこみたいものです。
・・・それにはノーマルブレーキでは弱いんだなぁ・・・・・・
※ということで、このお話は次回に続きます。
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