[メンテ21]  (←前) (次→)

第46話 「Mエンブレムの購入とおたっきーずの出会い。」

(作成:2000年7月12日 改訂:2000年7月13日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


保証期間は、結局マフラーのたいこから後ろを交換しただけで、終わりました。
(圧力壁が割れて結構大きな音が出るようになっていたため)
その頃までには、一通り書店で手に入るBMW本は購入を済ませていました。

雑誌で近所に紹介されているショップがある事を知り、早速遊びに行き、 「M」エンブレムがあったので何となく買ってしまいました。
「M5」エンブレムも売っていたましたが、ま、ノーマルなわけですし、さすがに 「M5」エンブレムはちょっとーと思ってました。
「E28の頃は、M535iというモデルがあったくらいだから、M525iが あったっていいじゃない!? 」と、かなり強引な理屈で、フロントとリアに貼りました。
何だかこれが「M」の威力か、車が速くなったような錯覚感があって嬉しかったです。
そうして、意気揚々と白金に乗り出して外苑西通りあたりに駐車して悦に行っていると
「あ、あれは!」
そう、本物M5がすぐ側に止まっていました。
その時期ですから、当然4シーターの誰がどう見たって本物M5様じゃ〜!!
「やばいぜ、逃げろ!!」
とほうほうの体で逃げたし、恥じ入った私は早速一端「M」バッチは外しました。
(はぁー、何やっているやら)
でも、その時もまだ「M5」は凄いなー、と漠然と考えているくらいでした。

そして、その直後私の人生を狂わす日は何の前触れも無く訪れたのです。
そう、筆者紹介で書きました通り、近所に買物に出かけ、妻が買物を済ませる間、 路肩に車を止めて、待っている時でした。
「あ、E34が走って来る。うーんかっこいいねーやっぱりE34は!・・・ シュニッツァー仕様かな、ちょっと違うな、もうちょっと近くまで来ると分かるな、 ぁ、あああああエエエエエムムムムムゴゴゴゴゴゴゴだああああああああああああ!」
(ここ、ドップラー効果ですね)
そうです。
その次の瞬間その黒いM5は、ボディ下のシルバーそうしてシャドーライン、Mパラレル スポークを見せ付けて私の目の前を通り過ぎていきました!
「ゴト!」
私の頭の中で何かが外れました。
「あーM5かっこいい、かっこいい、欲しい、欲しい、欲しい、欲しい!!!!!!」
普通の人なら、ここでM5を買いに行く(?)のでしょうが、私は、「そうだ!この525iを M5ルックにするのだ!M5の格好、525iの中身、右ハンドル、AT、2.5Lの M5−2.5をバイエルンで作ってくれないなら私が作る!!」
その日の決意で、今日までの運命が定まりました。
「それにしてもどうやって!?ディーラーの純正パーツカタログに乗っているMエアロパーツ を2トーンに塗れば良いのだろうか!?」

その直前にパソコンを買った私は、BMWおたっきーずを知る事となりました。
そこには、M5に乗られている方もおられました。
始めてオフミなるものも参加させていただきました。
生まれて始めて「その気」で、QBさんのM5を見せていただきました。
「あれーフロントスポイラーの形が、Mテクと違う!? M5専用パーツ?」 最初の壁でした。
その頃は、535iスポーツなど特別仕様車を見る機会は会ったので、まずその形状の 違いがなんなのかを突き止めたいと思いました。
そしてオフミの帰りに「外車の殿堂」ビクトリアに寄ってみました。
そこには中古並行の白のM5を激安販売中でした。
そこで気付いたのは、「あれれ!?リアにも黒いガーニッシュが!?」 雑誌に載っているHELLA等の「赤いリアガーニッシュ」はどこのショップでも 売っていましたが、黒一色のものは一体どこで手に入るのか見当も付きませんでした。
「こ、これもM5専用パーツか!? うーむ立ち上がりから絶不調だ・・・! こんなことで偽M5は本当に作れるのだろうか?」
途方に暮れる筆者でありました。

当時おたっきーず推奨Shopでありました池袋の某ショップに行って「売ってる ものから手当たり次第に買うかなー…。」
そうして、Mエンブレムの次に手に入れたのは「M」ものは、「M POWER タペットカバーでした。」
Mバッチは恥ずかしいけど、これなら、ボンネットさえ 開けなければ分からないし、自己満足の世界だからいいか!
おおこれで気分は、315馬力じゃ!
手さぐりで偽M5作りを開始した私でした。


Nobuta-S 

[メンテ21]  (←前) (次→)