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第56話 「BO2周年、やまびこオフミに向けて! の巻」

(作成:2000年7月30日 改訂:2000年7月31日)

(TEXT & PHOTO : Nobuta-S / E34 525i )


おたっきーず公式イベントとして、当時、「過去最大の193台、300名近くの 仲間が集まるという大変な事態!!」 が平成10年11月7日(土)に長野県岡谷市のやまびこ公園で、行われました。

それに先立つほぼ2ヶ月前にうちの525はBTSキットを装着し、「頭の低い」車と なりました。
元々は車を泥ハネからいたわるつもりで装着した純正マットガードでしたが、全く 似合わなくなったしまいました!

「まー、Mサイドスカートを装着すると、嫌でも外さないといけないから、せっか く買ったんだしー、もう少し付けてようかなー」 などと思っておりました。

そんなある週末、いつもの通り、早朝のワックスがけをしようと駐車場に行ってび っくり!
「こ、これは・・・!いつのまに・・・・!?」
今度は、いたずらではありません。
本当に何時の間にか、リアバンパーの表面にブツブツの塗料浮きが大量に発生して いたのです。
本当にこの日突然に!です!!
ついにバンパーも・・・天寿を全うされたか!?

「いよいよM5フルエアロにする日も近い!!」
確信を持った私でした。
「どうせ、実行するなら、2周年オフミに合わせてやってしまおう!! おお!そうじゃ、そうじゃ!! どの道、遅かれ、早かれじゃ。」

いよいよ、構想1年半、偽M5のオプティカルチューニングの要(かなめ)! M5専用エアロパーツの装着の実行に着手しました。
発注先は、いつもの通りの競争見積りに勝利された、池袋のサ○ライズさんにお願 いする事としました。
本当に、欲しいものを手に入れる時って、わくわく、どきどきしますよね!
「ついに、525のM5ルックが一気に進むぅ!」 (←盛り上がりっぱなし!)

パーツは、特にM5フロントスポイラーに付いては、Japanには在庫が無く、 本国発注となりました。
(さすが稀少車「M5」専用のパーツですね!)
それでも何とか2周年オフミのある11月までには、間に合う様お願いする事が出 来ました。
50万円オーバーの買物ですが、あれだけ、恋焦がれたM5のエアロですから、 「ええ、後悔はしません!気持ちよく装着して下され!」と契約書に押印したまでは 良かったのですが、いつものお約束、ドレスアップとメンテナンスの”けんか状態”が 勃発しました。

今回は、ヘッドライトが、走行中に「点いたり、消えたり」(これまた危なくてしょ うがないですよね) となりました。
原因は、ボンネット左の箱:「ATランプモジュール」の接触不良でした。叩けば 点くけど、いつ消えるかは分からない、という状態です。
「よしこの際、気持ち良く換えていただきましょう!
 ついでにダッシュボードのライトスイッチも交換して! 」


「かしこまりました、ランプモジュール4万円に、スイッチ7千円戴きます!」、
購入したBMW Tokyoで”気持ち良く”作業は、完了しました。

それからしばらく、都内は、季節外れの台風に見舞われました。
そして、また、駐車場で悲劇が!
誰のものか結局分からなかった「ちゃりんこ」が倒れて、うちの525の左フェン ダーに板金塗装でないと修復不能! な傷をくれました。
さらに、暴風雨は、トランク・屋根・ボンネットに無数の傷痕を残しました。

すでに、2周年オフミは目前に迫っていました。

「この際である!」
まず、BMWTokyoには、左フロントフェンダー、ボンネット、トランクの板金 塗装をお願いしました。
次の週末には、サ○ライズさんでのMエアロパーツの塗装、装着がさらに迫ってい ました。
「うわわ!な、なんと忙しい!」
好きな”BMWいじり”とは言え、さすがに、てんてこ舞いです。
そんな私に追い討ちをかけるようにお店から 「ところであの銀色って正確にはなんて色なんでしょうね!?」と電話が入りました。

「ギクッ!」。そう言えば、何色なのでしょう!?
手許の資料では、分かりませんでした。
ディーラーでも、「グラニットシルバーですかねー。んー良く分かりません!」と。
(なんて正直な!)

困った私は、大黒オフミで名刺を戴いていたダイヤモンドブラックのM5乗り 「岩野さん」にメールを入れました。
そうしたところ、「なんでしたら、お店に行って実車あわせします!?」とのお申し 出が・・・!
「んー、なんて親切な方なんだ! E34乗りは素晴らしい!!」
その日から岩野さんは、私にとっての「お師匠」となりました。

でも、結局は、直前で、BMW Japanより回答がぎりぎり入り、岩野さんにお店 までのご足労は戴かなくて済んだのでありました。

で!分かりました!!
あの、M5のエアロを華やかに装う銀色は、「セブリング・グレー」ということで した。
「セ、セブリング・グレー・・・。なんのこっちゃわからないが、さすがM5の カラーリング、な、なんて素敵な響きだ・・・!」

結局板金塗装第11万円に、M5専用エアロF/S/R全て2トーン塗装・組み付 け工賃込み72万円(分割価格)、 既に支払ったライトモジュール等で5万円!!

「なんだ、そんな費用、後には、引けぬ・・・!」
すっかり”偽M5と心中モード”にロックがかかっておりました。
そうして、ディーラー→サ○ライズの塗装のハシゴを終え、そこには、立派な初期 型M5様の”ような”車がありました。


写真1:夢にまで見たM5フロントスポイラー

 Nobuta-S


写真2:憧れのラッツァブルー/セブリンググレーのM5ツートーン塗装!

 Nobuta-S


写真3:立派な偽M5となりました!

 Nobuta-S


「はぁ、はぁ…。ついに、やってしまった。でも、率直に言って嬉しい!」
夢にまで見た、M5ルックです。
嬉しくないはずはありませんでした。
何より嬉しかったのは、やっと「M5」エンブレムを貼れたってことだったり して(^^;

「さて、来週は、やまびこ公園! これがホントの公園デビューだったりして!」
すっかり親ばか状態で相好を崩しっぱなしの筆者でございました。

でも、これで終わりでは、なかったのです。それは、・・・・。

次回「BO2周年やまびこオフミでお勉強!!の巻」で。


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