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第6話 「マニュアルが読めない!!俺は日本人じゃー」
(作成:1998年9月30日 改訂:1998年10月1日)
(TEXT : 浪花の恭平 / E34 535i )
並行車のユーザーズマニュアルは当然の事ながら、日本語ではなくドイツ語です。
図解で説明している部分はイメージでなんとなく?解るのですが、其の他の部分は
さっぱりです。
特に、オンボードコンピューターの使い方が...
よし、ここは習うより慣れろ!だ。
いちいちBOHPに質問の投稿するのも気が引けるし...
同じ悩みの方の為に、簡単に解説を致します。
(もちろん知っている人は読み飛ばして下さい。)
■横の項目
Eingade:キー入力手順
Abfrage:データ呼び出しキー
■縦の項目
Uhrzeit(Datum):時刻と日付け
Durchshnitts
−verbrauch1 oder 2:平均燃費1と2
−−> 100km走行するのに何リッター使うかの表示。
Reichweite:燃料残量からの推定走行距離 (+)がでてたら燃料満タン状態
Durchschnitts
−geschwindigkeit:平均速度
AuBentemperatur:外気温度 (温度センサーはバンパーの裏に有る様です。)
Stoppuhr
−Start:ストップウオッチ作動開始
−Zwischenzeit:表示
−Stoppen:停止
Distanz zum Fahrtziel:到達(目的)地点までの距離
Voraussichtliche Ankunftszeit:設定距離への到着時刻
Grenzgeschwindig
−keit bzw.Limit:アラーム速度設定
Code
−Wegfahrsicherung:エンジン始動ロック
−Scharfen:作動
−Entscharfen:キャンセル
但し、この機能は結構誤動作がある様。
セルは廻れど始動はせずというトラブルが。
正常であれば、セル3回目でクラクションが鳴り響きます。
(恐くてテストはしていませんが。)
また、表示ボタンの意味は
■表示
UHR/DAT: 時刻/日付
VERBR:平均燃費
REICHW:推定走行距離
A−TEMP:外気温
ZEIT:タイマー
LIMIT:設定速度
CODE:コード
S/R:セット/リセット
以後はこのBOHPで知った、もしくは自分でなんとなく解ってうれしかった項目
をランダムに少々。
○ 燃料は、E34−520iおよび525iは無鉛プレミアムガソリン必須。
N石油ならレギュラーでも可?
535iはレギュラーでもOK。
でも私は入れないけど。
○ キーは2段ロック式。
1段目で電磁ロック、2段目で機械ロックとなる。
これは、運転席側でも助手席側でも同じ。
また、2段目までひねってそのまま少し待つと、閉め忘れの?
パワーウインドウ及びサンルーフが閉まる。
これは結構有り難い機能です。
○ ワイパーは1段目で走行中、停車すると自動的に間欠動作になる。
○ サービスインジケーター、オイルサービス及びインスペクションランプは
自分で簡単にリセットできる。
○ 運転席側のパワーウインドスイッチは、ちょんとさわればオートで、
ぐっと押すと押しただけ下がる(上がる)。
これはスライディングルーフも同じ。
○ ダッシュボードのエアコン吹き出し口からの温度を設定温度に連動させる為には、
夏でも赤の方に合わせる。
(青側では常に冷風が出る。)
○ ウインカーレバーの先端を押すと、メーターパネルにオンボードコンピューターの
内容が表示される。
但し、一度イグニッションをOFFすると消える。
○ イグニッション0の位置でウインカーレバーを通常よりもう1段上げる(下げる)と、
パーキングランプが付く。
○ E34−535iのバッテリーはリアシートの下にある。(助手席の後ろ側)
その為?、エンジンルームに非常時用のプラス端子がある。
(バッテリーあがり時に便利。)
ちなみにリアシートはビス止めなし。
手で簡単に外せる。
○ もし、ロック状態でバッテリーがあがってしまった場合は、通常のキー操作では
開かないが、その場合は助手席のドアノブを引きながらキーを回せば解除出来る。
○ ヘッドライト(Low,High共)、純正フォグランプはすべて同じ球
(H1タイプ55W)でOK。
予備球が使い回せるので助かる。
○ マイクロフィルターはエンジンルームには無い。
さがすだけ無駄。
ダッシュボード下にあるが、自分で交換もしくは取り外すのはかなり苦労する。
(星型レンチも必要)
○ アクセルペダルの下にキックダウンスイッチ?がある。
それも踏み込んで初めてフルスロットル状態となる。
通常のアクセルワークでは1段のキックダウンしかしない?
以上、なんとも些細な内容ですが、もしお役にたてれば幸いです。
次号からはいよいよトラブル編へ
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