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第5話 「何故、この車を買ったのか?」
(作成:1998年9月29日 改訂:1998年9月30日)
(TEXT : 浪花の恭平 / E34 535i )
私、浪花の恭平が勤める会社に、輸入車販売事業部門があり、そこの店長より、
『BMWいらんかー?5シリーズと3シリーズが1台ずつ入ったでー。』
との電話が昨年6月頃あり、当時、90年式のレガシーW2000TZ(5MT−エ
アサス)に乗っていた私は、特に買い替えるつもりも無く、軽く『考えときま
す。』と流していました。
(実はこの時、レガシーの車検を通したばかりで、とてもそんな余裕はなかった
ので、値段も聞いていませんでした。)
しかしその2ヶ月後、店長が私の勤める支店にその黒メタの5シリーズ(現在の私
の愛車E34−535i)を乗ってきたのです。
それは販売の為では無く、別件の仕事の打ち合わせの為に。
ああ、そういえばこれがこの前に話のあったBMWか。
まあまあきれいやん。
と言う事で、仕事の打ち合わせも程々に試乗させてもらいました。
それがそもそも間違いの始まりでした。
おーー、なんとパワフル!これでAT車?ってな感じで今まで乗った車で
味わった事の無い大きな感動を覚えました。
そうなるともうダメですね。
私っていう人は。
『これ買います。いくら?ねえ、いくらなの?』と言ってしまっていました。
まったく後先考えずに欲しいものは欲しい。
性格は変わらないか?やっぱり。
実はこの車、下取り車らしく、前オーナーはジャガーを買って行ったそうな。
ちなみに、この輸入車販売事業部門の主な扱い車は、ベンツAMG、ポルシェゲン
バラ仕様、フェラーリ、カウンタック等のいわゆるプレミアムカーで、顧客層は
もっぱら企業オーナーや有名芸能人が多いようです。
つまり、私のような一般庶民には高値の花で、普段は、あくまでも会社の商品とし
て眺めているだけなのですが...。
話は戻って、値段も思っていたより安かった為、即座に買う事にあいなりました。
(^o^)//
しかし大きな問題が...
レガシーどうすんの?まさか2台も面倒見れんぞ、いくらなんでも。
まあ何とかなるか...
年内に代金を支払う約束をし、さっそく車庫証明を申請しに行く浪花の恭平であっ
た...女房には何と...
ところで、同時に入った3シリーズって、どんな車だったのかな?
一度見とけばよかったかな。
以下次号へ続く
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