[メンテ21]
(←前)
(次→)
第86話 「M5ショックアブソーバー交換 その2」
(作成:2003年6月4日 改訂:2003年6月11日)
(TEXT & PHOTO : Kat / M5)
まずはストラットケース探しから。
EDC/レベ無しのE34/E32用なら年式を問わず、ほとんど使えるので、
ヤフオクをチェックしていると、535の中古サスペンション一式が
あるじゃありませんか。
競合する人もなく楽勝でゲット!
ストラットケースだけでいいのに、スプリングからブレーキロータ
まで漏れなく付いてきたので、暫く玄関において置いたら、
邪魔、臭い、汚いとカミさんから大ブーイングでした。
幸いハブベアリングは大丈夫そうで、取付けも問題なさそうです。
次にBTS KITの購入。
もともとM5用がないので、540/530/535用を阿部商会のHPから
型番を調べて、先に調べておいた最も安いショップから通信販売にて購入。
送られてきたパッケージを見て、子供の頃に買ってもらったブリキの
おもちゃを思い出しました。大人のおもちゃだもんね。
最後にアッパーマウントなどの消耗品の発注は、もちろん個人輸入
で済ませます。
まずはサブ組から、リアは難なく組立完了。
フロントは・・・カートリッジの蓋が外れない。
大きなパイプレンチを使ってもびくともしません。
DIYが私の基本ポリシーだけど、冷静に考えると以下のような問題が
あるため、ポルシェの頃から困ったときにお世話になっている
近所の○沢自動車に交換をお願することにしました。
1. ストラットケースの蓋を緩めるための作戦が思い浮かばなくなった。
お手上げ。
2. 何日もリフトアップしておける環境にないので、リアのレベライザーを
殺すため、外した配管を塞ぐボルトが一般的なものでなかったら
非常にまずい。
3. 最初から○沢自動車にお金払って引取ってもらおうと思っていたのだけど、
ストラットケース以外の不要な部品や、交換した純正部品の始末方法が
他に無いこと。
市の環境センターに持って行っても、自動車部品は受入れ拒否ですからね。
レベライザーの殺し方を某HPからダウンロードしたプリントを渡し、
車を預けて後は待つだけ・・・のはずでしたが、数日したある日、
「フロントのアッパーマウントが取り付かないよー」と電話が
かかってきました。
そんなはずはないと会社を定時で引揚げ、○沢自動車に駆けつけると
確かに取り付かない。
純正と比較すると取付けネジ部はM14で同じなんだけど、
純正はそのままφ14のシャフトになっていて、BILSTEINはネジ部の
下がテーパになっていてφ16のシャフトになっています。
アッパーマウントのベアリング内径はφ14なので入りません。
至急調べて対応策を講じますと告げ、リフトアップされたままの
M5を残し○沢自動車を後にしました。
あーどうしよう・・・続く。
[メンテ21]
(←前)
(次→)