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第128話 「M3タイプドアミラー交換 〜作業要領編〜」

(作成:2008年8月5日 改訂:2009年5月4日)

(TEXT & PHOTO : かめ / E46 323i)


M3タイプのドアミラーを安く入手できたので、今さらですが、DIYで交換に挑戦してみました。
車両は、99年式323i RHDです。

 E46

まずは、化粧パネルを剥すと出てくるボルト(1)と(2)、
ミラースイッチを引き出した所にあるボルト(3)、
肘掛け下部のメクラ蓋に隠れたボルト(4)(5)を外します。
どれもトルクスねじで、T−20が必要です。
また、(3)(4)(5)は奥まった所にありますので、マグネット付きの工具を使うと安心です。
私はうっかり肘掛けの中にボルトを落としてしまい、取り出すのに苦労しました。

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ボルトとミラースイッチを外したら、ドアトリムの剥しにかかります。
周辺はピン状のクリップで、上部はバネ状のクリップで留まっています。
まず周辺のクリップから順番に、トリムを引き剥すようにして外し、
その後、上部クリップをドアミラーに近い方から外していきます。
この時、ドアロックピンやスピーカ配線などが繋がったままなので、
あまり引っ張り過ぎないように注意してください。
クリップが全て外れたら、トリムを持ち上げてドアロックピンから抜き取ります。
そして、手で支えたまま、ロック解除ワイヤーとスピーカ配線のコネクタを外します。
ミラースイッチの配線もトリムの穴から引き出すと完全に取り外せます。

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次に、P/Wの挟まれ防止装置と一体となったサブスピーカのカバーを外します。
ミラーを交換するだけであれば、実線部分をめくれば作業可能ですが、
片手でめくりながら、片手で作業をするのは大変です。
サポートがいない場合は、点線部分も外してしまった方が作業が楽です。
ただし、ドアのゴムパッキンを挟み込むようになっていますので、
どのように組み付いていたか、良く覚えておかないと、元に戻すのに一苦労します。

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実線部分を剥すには、まず、ドアヒンジの近くにある樹脂クリップ(1)(2)を引き抜きます。
その後(3)の辺りにあるバネ状のクリップを外せばサブスピーカ部分のカバーがめくれます。
私の場合、点線部分も外してしまいましたが、その場合は、
センターピラー側からめくった方が簡単に外せます。

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挟まれ防止装置を外すと、ミラーの固定ボルトが見えます。
この3本もトルクスなので、工具の事前準備が必要です。
私の場合、準備していなかったので、4mmの六角レンチで無理やり外してしまいましたが、
山を少しなめてしまいましたので、DIYされる方は事前準備をお忘れなく。
たぶん、T-27かT-30位?だと思います。スミマセン。
(1)と(2)はスピーカが共締めされていますので、(3)を残して、
(1)(2)のボルトを緩め、スピーカを外します。

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ミラーの配線は、インシュレータを少しめくるとコネクタが隠れています。
ボルト(3)を緩める前に、コネクタを外します。
(挟まれ防止装置のコネクタも同じ所にあります。必要であれば外してください)
最後に、(3)のボルトを緩めればミラーが外れます。
落とさないよう手でミラーを支えながら緩めてください。

取り付けは、外した逆順で組み付けていけば、作業完了です。

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素人の私でも3〜4時間の作業でした。
見た目重視の投資としては満足できる上がりだと思います。
ただ、家族に言わせれば、「折り畳んだ時に耳みたいで変」だとか・・・。自己満足です。

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最後に、実車の配線識別を記載します。
同じ前期車両でも異なる可能性がありますので、あくまで参考としてください。
また、メモリー付きの場合は、秀丸2002さんの書込みを参考にされると良いと思います。
秀丸2002さん、情報ありがとうございました。


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