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第29話 「乗り換え動機」

(作成:1999年5月20日 改訂:1999年5月22日)

(TEXT : ブンタ@E46 / E46 328i )


小生、4月の第一週に納車を迎えました。
第一印象は、あらゆる面で上質になったな、というものでした。
まず内装ですが、ゴルフ以前に乗っていたE34-525と比べてダッシュボードの 樹脂の品質、グローブボックスの開閉感などかなり向上しています。
皆さんの中には異論がある方もいるでしょうが、BMWはこれまでMBやAUDIに 比べて内装に難があったようにおもいます。
それは走りに徹している、虚飾を排する車作りの哲学に基づくものかもしれませんが、 小生の妻は、E34とその前に乗っていたAUDIクーペ2.8V6(アウディにしては 高価だったこともあって、まったく売れず、いつしかカタログから消えていた。
でもいい車でした)とを比べてことある毎に「乗り換えなかったら良かった」と こぼしていました。

ところが、E46については「アウディを思い出す(注:妻としては最大級の誉め言葉)」 を連発です。
樹脂のシボの入れ方や、つや消しでかつややしっとりした肌触りなど、「汎用樹脂」 っぽい半光沢の肌を持ったE34などとは一線を画しています。
MBや国産車などが最近とりわけ安っぽくなっていることが一層、E46のクオリティ を際立たせているように思います。
何といっても、内装はドライパー、パッセンジャーの目に最も触れる部分だけに、 作り込みがいいに超したことはありません。
同馬力の国産車に比べれば2倍近いお金を出して購入しているのですから、この点の 満足度は重要ではないでしょうか。

一方、走りですが、皆さんが書き込まれているように気持ちのいいものです。
525比較で排気量増と車重軽減を実現しているため不満の無いレベルに達しています。
慣らし運転期間中もついエンジンを回しすぎになった経験は、E46オーナーなら一度は あるでしょう。
小生、30歳を過ぎていることもあり、アイドル状態から「やる気」にさせられる、 というか、やる気にならざるを得ないハードな車はちょっとしんどいです。

仕事に疲れた帰路、さりげなく包み込む優しさを備えた一方で、週末は積極的に アクセルを踏ませる−−−E46はそんな贅沢なオーナーの願いをかなえていると いえるでしょう。

現在の走行は約3500キロ。
すでに18インチアルミ(MKモータースポーツ・カーボン)およびワンオフのスポーツ エアクリーナーを装着しています。
次回はその感想をお伝えします。

注)E34は今でも気に入っております。念の為。


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