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第43話 「シート換装−2」

(作成:2000年2月3日 改訂:2000年2月10日)

(TEXT & PHOTO : yukimai / E46 318i )


さて、ランバーサポートに不満ありのオリジナルM3シートですが、E46換装に際して ランバーサポート部へパッドを挿入してもらいました。
シートの脱着(ベースの加工含め)はE21から見てもらってる「ガレージ赤坂」さんに、 シートそのものの改造は内装屋さんを仲介してもらって実施しました。

作業としては、バックレスト部を3枚(表皮・ウレタンフォーム・FRPシェル)におろして?、 ウレタンフォームとFRPシェルの間に高さ4〜5cmの硬質ウレタンフォーム製の自家製パッド を入れてもらっただけですが、傷めずに表皮を剥がすのが結構大変らしく素人には困難かも しれません。
パッドの厚さについて、RECAROの挿入用パッド程度の厚さ(1cmちょい)かなと思ってたら、 凄く分厚いので「エッ」と思いましたが、FRPシェルがまるっこいからある程度厚みが無いと 張り出しが不十分とのこと、ちなみにバックレスト部表皮の下端は座面まで入っていて、 外しはじめる箇所は座面後端から数cm前あたりの2つのネジからになります(内装屋さんが 教えてくれました)。
組み付けに前もって、パッドの位置をトライ&エラーで(表皮無しの状態で実際に僕が 座っては1〜2cm上げたり下げたりを何度かやってもらいました)決定し、翌日には 出来上がり〜!

案配はまずまずで、1〜2時間のドライブで腰痛が出てくることは無くなりました。
微妙な違和感(まあRECAROじゃないんですから「LX」と同じってわけにはいきませんね)に ついては、半年くらい乗って腰の具合を見てから必要なら再調整してもらうことにしました。
既に2ヶ月以上経ちましたが、馴染んでくると上下位置がダレてくる?感じもありますから パッド位置は気持ち上目がいいかもしれません。


シートパッド挿入


ランバーサポートパッド


左がパッド挿入の概略、右が挿入後の外観です。
センター部分に台形パッドを挿入してますが周辺部分の張りに押さえられるので、写真の様に ややお椀状に盛り上がってしまい見栄えが今一歩かもしれません。
実際に座ればこれでちゃんとランバーサポートしてくれてます。

今回挿入したパッドは表皮とウレタンフォームの間に入れられそうにも見えますが、表皮固定の 都合(ロッドとフックが溝ごとにあり)無理があるのでFRPシェルとの間に入れました。


「ガレージ赤坂」さんについて

古い車(めちゃくちゃ古いイギリス車とか見たこと無いクルマとか)からフェラーリや ポルシェまでリーズナブルにメンテしてくれるありがたい存在(いつぞやはアルピナのB10 なんかも入庫してたっけ)。
部品手配が早くまた無けりゃ無いなりになんとかしてくれますし(ナマ言ってすんまへん!)、 予算なり以上になんとかしてくれます。
ボンビーな僕のE21やE30も笑って(苦笑いか?)メンテしてくれてました。
最近はE46シート周りの他、通勤に使いはじめたREX(軽自動車です念のため)を整備して もらったりも。

「内装屋さん」について

某クルマ好き芸能人もお客さんという噂を聞き、高いのかな?なんてちょっとびびりましたが、 費用は1脚2万円程度で済みました(ホッ)。
またM3シートに関しては「これ凄いシートだねぇ、始めてみたよ」ってなこと言ってました。
なんだか嬉しくなっちゃった(^ ^)v


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