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第2話 「E36 325iを購入→早速のトラブル」

(作成:2000年7月20日 改訂:2000年7月20日)

(TEXT & PHOTO : Tsubasa283 / E36 325i )


納車されてから数日後に。。
325で初めて高速道路にチャレンジした時に。。
大変な事が起った(解った)のです。。


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325の納車直前まで乗り回していたベンツにはビルシュタインのショックと、アイバッハ のスプリングがセットしてあった為、納車されて来た325の乗り心地の柔らかい、 ふわふわした感触にちょっと嫌な予感がしていたのです。。
直線部に差し掛かり、ぐっと加速したその時、、325は路面のうねりを拾い、「ふわっっ」 っと浮き上がったのです。
そして、次の瞬間にはフロントからフルボトムしてしまったのです。。。

それまでは風切り音しか聞こえて来なかったのに、今度は「ガガガガガァァァ〜〜〜」と 言う嫌な音も聞こえて来るのです。
フロントスポイラーが割れたか?!
それともスポイラーごと落ちたか?!
冷や汗が湧き出て来ました。。
慌ててハザードを点灯し、路肩に車を停めました。
そして、恐る恐る車の前を見ると、、予想に反してフロントスポイラーは健在でした。
だが、車の下にもぐって見れば、樹脂で出来たアンダーガードがべっこりと捲れていました。
このままでは走れないので、慌てて車積工具で車をジャッキアップし、アンダーガードを戻し、 たまたま持っていたビニールテープで応急処置をしたのです。

納車直後からこんなトラブルに遭遇し、途方に暮れていました。

そして、私はなんと(!)次の日は会社を休み、マフラー装着予定だった、Studie Yokohamaさんに連絡をし、 私の325を診察して頂く事になったのです。

Studieさんに泣きそうな顔をして転がり込み、早速、SZKさんに状況の説明をしました。
すぐに、SZKさんは私の325に乗り込み、Studieさんのお店付近をひとっ走り。
数分の試乗後に戻ったSZKさんの第一声は。。

SZKさん:うぅぅぅん。。。全然ダメ。可哀相だけど、足回りがダメだよ、この車。
私:・・・・・・・・・・・
SZKさん:どうしようっか??

と、すぐに前向きな検証が始まりました。

実は、この週にStudieさんにてフォルテックスDTMマフラーの装着の予定だったのです。
ただ、まさかのトラブル発生で脚周りのリフレッシュも必要となり、私はどの行程を優先 するかを判断する必要がありました。

SZKさんとの綿密な相談の結果、マフラーよりも「走り」に直接影響のある脚のリフレッ シュに急遽予定変更しました。
(当然と言えば、当然の判断ですが)押さえてあったマフラーは諦め、 他に希望されていた325のオーナーさんに渡りました。

さて、Studieのピットでは私の325の診察は続きます。
脚周りの現状を見ると、純正ダンパー&ガルトのスプリングが組み合わせてありました。
元気なダンパーならば問題はなかったのでしょうが、私の車のダンパーは 8年もの、そして40,000km近く走った状態で、かなりお疲れ気味でした。
※純正よりも短いスプリングに耐え切れず、フルボトムしたのでしょう。大丈夫だとは思 いますが、皆様もご注意を!

あくまでも低予算の「イジリ」を考慮してくださったStudieさんは、ガルトのスプリング (新品)を生かし、ビルシュタイン製のショートストロークダンパーを組みました。
同時にブッシュも疲れていたので交換する事になりました。
部品取り寄せの為、作業は後日行われました。


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約束通り、数日後には発注した部品はお店に納品され、作業を待つのみでした。
お店の忙しいスケジュールの中、無理を言って長距離を走る予定の直前に作業をしてもらい、 愛車の引き取りにお店に伺いました。
何事もなかった様に325iの脚周りはリフレッシュされ、スタッフのテスト済みでもありました。
早速、お店を出て、その晩に予定していた長野までの長距離(今や中距離?)ドライブへ と出掛けました。

ショック&ブッシュを交換した325iは見違える程、乗り心地も「ビシッ!」っと引き締ま り、カーブでの安定・粘り、高速コーナーでのロールも本来の性能(以上?)になり、 BMWの本当の「駆けぬける喜び」を与えてくれました。

そして、私は早速、お小遣いをためて、次は何をやろうか?早速、皮算用が始っていました。


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