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第11話 「キュルキュル〜リ〜」

(作成:2005年1月17日 改訂:2005年3月22日)

(TEXT : けーすけ / E30-ALPINA C2 2.5)


購入後して約10ヶ月が過ぎた2003年9月頃の話でした・・。
調子の良いはずのC2号からキュルキュルと音がなりました・・。
「そんなバカな」と思い原因を探ってみると、
このキュルキュル音は、エンジンを空ぶかしすると4000回転ぐらいから音が鳴りだしました。
あきらかにベルトの鳴きでした。C2号は納車時にベルトを交換しているので、ベルトの初期の伸びでゆるんでいるのでは? と思い早速PPへ・・・。「ちょちょ-いとベルトを張ってもらえればすぐ治るだろ〜☆」と思っていました。
ところが・・・、お店でベルト周りを見てみると・・・、な〜んとなんとオルタ−ネ−タブッシュが終了していて、オルタネ−タが 傾いているではないですか!!
それでベルトがちゃんとかからず鳴いていたんですね。

おお〜なんてこったい・・。というか、なんでオルタネ−タにブッシュが使われてる んだ〜?こんなのリジットでとまってればいいのでは!?
今迄乗り継いできた国産車なんかはリジットでとまっていたはず・・・。
ドイツ人よ、なぜにブッシュを使ってるんだ〜????
と、BMW本社へ問い合わせをしたい衝動にかられましたが、あいにくドイツ語は 「ダンケシェ〜ン」ぐらいしかしゃべれない語学力では どうにもならんので問い合わせなんぞはしませんでしたが・・・。
(ブッシュをなんで使ってるか誰か知ってる人いたら教えて!!)

ま、なんだかんだ言っててもC2号は治りませんので早速修理をお願いしました。
だが、ここで悩ましい問題が・・・。

ブッシュはゴム製のものが4つ付いていますが、PPさんとこでは、強化ブッシュ(ウレタン製)があり、どちらを使用するか悩みました。

値段は、標準品が651円×4コで2604円。
対して強化品は、2100円×4コで8400円。

むむ〜5796円の差はでかすぎる・・・・。

でもって、気にかかったのがなぜドイツ人がこの場所にゴムブッシュを使ったのか・・?
ゴムの理由がやはりあるはず・・・。
これをウレタンの硬いブッシュに換えて問題ないものか・・・??

むむむ〜

私は悩みました・・。すご-く悩みました・・・。
ヘタな強化品は、私の経験上たいてい他の場所にストレスがかかってしまうケ−スがほとんど。
ただ、今回の場合は国産車であればブッシュを使わずに取り付けてある場所なので、強化品で平気かも・・・。
そんな考えが頭によぎった瞬間、「強化品でお願いしま〜す!」とお願いしている自分がいました・・・。
やはり私は楽天家♪あれだけ悩んでいたのがウソのように、キッパリと決めてしまいまいました。

部品が決まればさあ交換です!!
ファンとラジエ−タ−のシュラウドを取り外しチョコチョコとやっていると、オルタネ−タが外れました。
(作業はもちろんPPのメカの方です)
あとは、ボロボロになったブッシュを取り除き強化ブッシュをハンマ−でたたきこみ完成です!
と、通常なら車へ取り付けとなるのですが、せっかくオルタネ−タ−が外れているの で同時にレギュレ−タ(オルタネ−タのブラシです)の交換もお願いしました。
同時にやってしまえば工賃の節約にもなるし、走行距離が約93000kmなので結構減っているだろうと思ったからです。
案の定、外したブラシは結構減ってました。(写真がなくてゴメンなさい)残り3分の1といったところでした。
ブラシの交換も終わりC2号へオルタ−ネ−タが戻され、作業は完了しました。

今回のメンテ費用は、
オルタネ−タブッシュ2100円×4=8400  レギュレ−タ4000円

工賃をプラスしTOTAL、ガチャガチャチ−ン☆約24000円でした。

交換後はもちろんベルトの鳴きはなくなりました。
ブッシュの耐久性は通常のものよりあるはずなので当分交換の必要はないでしょう。
他の場所への不具合等ないか心配ですが・・・。
(これを書いている2005年1月現在まで特に不具合はありません)
なによりもオルタネ−タのレギュレ−タを交換したのでオルタネ−タによるトラブル の確率が減ったので安心して乗れます!

これで気になる消耗品を交換したので、次は外装のアノ部分に手をいれますかね〜☆
「アノ部分」とは!?なんぞや??次回をお楽しみに☆


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